intermezzo

916東ドイツの記念切手(その5)

ドイツ11月革命50周年記念切手である。'50. JAHRESTAG DER NOVEMBER-REVOLUTION' の表紙とレーニン,ドイツ共産党の機関紙 'Die Rote Fahne' (『赤旗』),'NEUES DEUTSCHLAND' 'Ihr Vermächtnis wurde uns Wegweiser' の文字と左にカール・リープクネヒト…

915新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十八論

『女性セブン』(小学館,2023年6月8日号)の見出しには珍しく「才」が見当たらない。その代わり,板東眞理子著『70歳のたしなみ』(小学館,[isbn:9784093886918])の広告があった。 6月15日号には,「役所広司(67) 悲願のカンヌの裏に「4才年上妻は福の…

914世界貿易センタービルの解体(解体キングダム)

断面が斜めになるように切断したスラブを周囲のスラブで落ちないように支える「鹿島スラッシュカット工法」(日経XTECH→https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/01491/)による世界貿易センタービルの解体を観た(NHK G「解体キングダム」→https…

913難読名字(その146):毛籠

京都で発見した。「もろ」と読む。マツダの新社長も「毛籠」である。 「毛」ではなく「茂」の「もろ」(「茂籠」「茂篭」)もいらっしゃるようだ。 知っている地名としては,埼玉県に毛呂山町があり,八高線の毛呂駅がある。その他もろもろありそうだ。 -関…

912十和田湖・奥入瀬渓流に行く

十和田湖に行く前に,秋田県鹿角市と小坂町の境にある発荷峠(はっかとうげ)から十和田湖を眺める。標高は631mで,十和田湖の外輪山の南にあたる。 十和田湖では「乙女の像」まで歩き,その後「たかさご屋で比内地鶏の親子丼の昼食をとる。おいらせ瀑布街道…

911銀山温泉と中尊寺に行く

「大正ロマンの湯の町」は噂に違わずすばらしい景観だった。清瀧からは鰍の鳴き声も聞こえた。台湾からの団体客もいて,辺鄙な山里は賑わっていた。 久し振りに訪れた天台宗東北大本山中尊寺は札幌からの修学旅行生もいて平日とは思えない人でだった。観光の…

910松島・瑞巌寺と蔵王温泉に行く

松島・瑞巌寺に初めて行った。国宝というだけあって見応えがあった。宝物館では「東北の画人たちII——青森・岩手・宮城編」の企画展があった。 蔵王温泉のホテル松金屋アネックスでは創作郷土料理と源泉掛け流しの湯を楽しむことができた。 -瑞巌寺→https://w…

909学校司書がすべての小中学校へ配置される(神戸市)

2014年6月に学校図書館法が改正され,学校司書配置が各自治体の努力義務となった。神戸市はこの改正を受け,学校司書配置を開始し,2023年4月に市内すべての小中学校への配置を終えた。 配置校は,小中学校243校(小学校161校,中学校80校,義務教育学校2校…

908広島G7サミットと万年筆

広島でのG7サミットが終わった。 岸田首相はそのサミットに出席した各国首脳らにセーラー万年筆「彩雅(いろみやび)」と広島出身の漆芸作家・七代金城一国斎(きんじょういっこくさい)作の蒔絵グラスのセットを贈った。また,裕子夫人は配偶者に漆芸家・高…

907難読名字(その145):東四柳

石川県鳳珠郡穴水町で発見した日本一の名字だ。読みは「ひがしよつやなぎ」で,これをヘボン式ローマ字表記では18文字となり,日本最長となる。 -関連エントリー--難読名字(その144):麦穂→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/05/08/103158--難読名…

906新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十七論

『女性セブン』に異変は起こっていなかった。 2023年5月25日号では,「新われらの時代に 60才からのトモダチの壁 「友人が集まる人」「嫌われる人」」,「13才娘が美容整形「家庭円満のために必要だった」母が告白」,「逆境越えのマネー術 50才貯金ゼロから…

905沖縄返還51年

沖縄の施政権返還から51年となった。「核も基地もない沖縄」の実現どころか,急速に沖縄での「自衛力」強化が進んでいる。 -関連エントリー--琉球大学附属図書館沖縄復帰50年企画展「つながる!復帰50年と琉球大学」→https://akamac.hatenablog.com/entry/20…

904バークリーの名が消える

アイルランド最古のダブリン大学トリニティ・カレッジにジョージ・バークリー(Geroge Berkeley, 1685.3.12-1753.1.14)に因むバークレー図書館がある。トリニティ・カレッジ最大の図書館で1967年に開館し,1978年にバークレー図書館と名づけられた。1700年…

903東ドイツの記念切手(その4)

2つ折りの表紙に「ドイツ労働運動の重要人物」とあり,5人の人物の肖像切手である[Ernst Thällmann, 1886-1944; Wilhelm Pieck, 1876-1960; John Schehr, 1896-1934; Georg Schumann, 1886-1945; Wilhelm Koenen 1886-1963]。 消印は 'BERLIN / 1085 / 13-1…

902「雑草という草はない」

今日の「らんまん」(第6週,29)の回に,件の牧野富太郎の言葉が出てきた。 彰義隊で幕府軍の一員として戦った,倉木の「誰の目にも入らねえ。入ったとて,疎まれ,踏みにじられ,踏みにじったことも誰も覚えてねえ。雑草なんか,生えててもしょうがねえだ…

901難読名字(その144):麦穂

松江で発見した希少名字。読みはそのまま「むぎほ」と読む。 -関連エントリー--難読名字(その143):立小→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/05/06/233000--難読名字(その142):陬波→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/04/29/182214--難…

900難読名字(その143):立小

京都で発見した希少名字。「たてこ」と読むらしく,金沢起源とも。 -関連エントリー--難読名字(その142):陬波→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/04/29/182214--難読名字(その141):帚木→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/04/17/18081…

899難読名字(その142):陬波

ハーモニカやサクソフォーン奏者に同名の方がいらっしゃるようだ。「すわ」と読む。「陬」は「かたすみ」や「湾曲して入りくんだ所」のほか,陰暦,正月の別名だそうだ。 地名や姓名の「諏訪」から派生したものかも含めて素人には分からない。 -関連エントリ…

898新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十六論

『女性セブン』(2023年5月11・18日号)に異変が起こっている。 「感涙スクープ globe KEIKO(50) 12年越し 独占告白 「脳卒中生き抜き私は歌う」」の大見出しの下に,「記憶が「17才」に戻ってしまった・・・」といつものように「才」の表記だ。 中段下を…

897新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十五論

『朝日新聞』(2023年4月20日付)の『女性セブン』(5月4日号)の広告の見出しには,「50才からの睡眠ポイントは「長さより深さ」です!」とあった。 今後も前回同様,同誌の広告の直ぐ下に,「無理せず流れに身を任せて——90歳の自叙伝」の惹起文のもと,同…

896砥部焼電車

昨日,たまたま伊予鉄の砥部焼オリジナルデザイン電車に出会った。 市内電車2000形で,車体には砥部焼のオリジナルデザイン,先頭にオリジナルヘッドデザインがあった。社内には砥部焼吊革と砥部焼窯元紹介のポスターがあるとのことだ。 伊予鉄ご当地電車「…

895難読名字(その141):帚木

政府は,大阪府・大阪市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の区域整備計画を認定した。すでにしてギャンブル大国日本に警鐘を鳴らした本を思いだした(帚木蓬生著『ギャンブル依存国家・日本――パチンコからはじまる精神疾患――』→https://akamac.h…

894新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十四論

期待していた『女性セブン』(4月27日号)の広告には「才」が見当たらない。同誌には珍しく年齢表記の見出しがない。異変が起こったのではないかと心配している。 同誌の広告の直ぐ下に,「無理せず流れに身を任せて——90歳の自叙伝」の惹起文のもと,同じ出…

893京都・永樂屋

手ぬぐい,風呂敷の製造販売で知られている京都・永樂屋(→https://www.eirakuya.jp)が,NHK G「探検ファクトリー」に登場していた(「400年の老舗! 京都・伝統のワザで仕上げる手ぬぐい工場」2023年4月8日放送→https://www.nhk.jp/p/ts/Y5G7RL6WX3/episod…

892道後温泉足湯カフェ「ふとはと」

以前は足湯だけの利用もでき,コロナ前には週1の頻度で通い,勝手に足湯第1位に「認定」したことのある,大和屋本店の足湯が様変わりしていた。大和屋本店と道後の町屋が「ふとほと」として足湯カフェをオープンさせていた(2021年7月22日→https://www.yamat…

891「布」と「包」と書いて何と読むか?

こたえは,「かばん」である。京都・一澤信三郎帆布のマークでもあり,店の暖簾と建物,さらには製品のひとつのリュックにも描かれている。「布」と「包」の文字は永六輔による。 2022年12月8日の朝日新聞には「きょうのかばんから」の文字にてさげを,そし…

890花に囲まれたゴールドマイナー

オジサンポでフライブルク通りに行くと,ゴールドマイナーが花に囲まれていた。地元の「南江戸本村あやめ会」がきれいにされているようだった。1月にはまったく気がつかなかった。 ゴールドマイナーも気持ちよさそうだった。 -関連エントリー--ゴールドマイ…

889松山市マンホールカード

松山市がマンホールカードを作成・配布していることは知っていた(関連エントリーおよび「松山市の「マンホールカード」」[→https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kurashi/josuido/pr/manho-ru/mhcard.html]参照)。興味はそこまでで,先日坂の上…

888東ドイツの記念切手(その3)

2つ折りの表紙に「自由の諜報員(スパイ) DR. リチャード・ゾルゲ 1895-1944」 見開きの右側に「労農権力の擁護のために」とゾルゲの肖像切手が1枚あり,台紙には「DR. RICHARD SORGE」と「ソ連邦の英雄」とある。 消印にも 'FÜR DEN SCHUTZ DER ARBEITER・…

887新聞広告の漢字事件または「「歳」と「才」」四十三論

やはり『女性セブン』の「才」は出色である。最新の「3月30日・4月6日号」には「才」が踊っている。 「大谷翔平(28) 奮い立たせる「母との約束」「26才で結婚と28才で子供」信念」 「草笛光子ほか著名人8人のアラウンド90才 秘密の若返り習慣」 「最新保存…