570卓球女子団体,決勝は中国と

シンガポールとの準決勝は3-0と快勝した。勝つとしたら3-2と予想していた。第1シングルスの福原が今大会シングルス銅メダリスト FENG Tianwei に3-1で勝ったのがすべてといっていい。福原は FENG には1回しか勝っていないというから,よくぞ開き直ってくれたと思う。フォアハンドが弱い福原は去年までの福原。福原はほんとに強くなった。
第2シングルスの石川はシングルスで勝っていたこともあり WANG Yuegu をまったく寄せつけなかった。福原が第1シングルスでシンガポールのエースを降した効果もあった。
石川・平野のダブルスは第2セットこそジュースになったが LI Jiawei・WANG Yuegu のシンガポールのペアを翻弄した。ダブルスを落としても第3シングルスで福原が LI Jiawei には負けないという「保険」もあったかもしれない。
決勝は常勝中国である。韓国との準決勝では第1シングルスで金メダリスト LI Xiaoxia が SEOK Hajung にジュースになった以外は最大8ポイントしか取られずすべて3-0と圧倒的な強さである。銀メダリスト DING Ning さらには GUO Yue もいる。中国の壁はとてつもなく厚い。日本が勝つとすれば,ダブルスを取り,福原と石川のシングルスで各1勝するか,福原が2勝するかしかない。第1と第2のシングルスで1勝するとひょっとするとひょっとするかもしれない。
3位決定戦になる韓国・シンガポールはどちらが勝っても3-2と接戦を予想する。シンガポールが日本に負けたショックが残っていると韓国有利だ。