013卓球の不正ラバー問題

13日に卓球の世界選手権が始まった。男女シングルス,男女ダブルス,混合ダブルスの個人戦である。試合展開・内容は不明だが,福原愛(世界ランキング12位)は1回戦で朴晟恵(韓国,世界ランキング166位)に2-4で敗退してしまった。ダブルス2種目で頑張ってほしい。
世界選手権に先立って,日本卓球協会はラバーの新しい検査方式の導入を提案することを決めていた(サンスポ→http://www.sanspo.com/sports/news/20130309/tab13030920060000-n1.html)。これを受けて17日に開かれる国際卓球連盟理事会で話し合われることになったとのニュースがあった(日経2013年5月15日付,共同通信発)。これによるとラバーの厚さなどを測る従来の検査に,①ラバーの反発力に上限値を設け,計測で超えれば処分する,②国際大会で準々決勝に進出した選手は検査対象とする,を加える案である。
もし提案が通っても実施は来年1月からとのことで,今世界大会は従来の検査方式のままである。
itTV (http://www.ittf.com/ittv/) ではライブでのゲームのほか,終了したゲームも観ることができる。ゼッケンの数字はたしか最新のランキングを表している。100位前後でも世界選手権となればさすがにすごい。