第27回ユニバーシアード大会はロシアのカザンで開かれていた。ロシア連邦タタルスタン共和国の首都で,100万人を超える人口を有し,ロシア有数の都市である。
カザンと聞いて,18世紀のプガチョフの乱とレーニンを思い出した。レーニンは父の母校(トルストイの母校でもある)のカザン大学法学部に入学し古典言語を学んだ。しかし,1887年12月の暴動行為への参加の嫌疑により,入学後3ヶ月足らずで大学から退学処分を受けた。マルクスの著作に触れたのはこの時期のこととされている。レーニンは3年後にサンクトペテルブルク大学に再入学しカザンを後にすることになる。
カザンにはウリヤノフ ・ レーニン通りがあり,カザン大学在学中家族と住んだ家がレーニン邸博物館として保存されているという(雪中の写真2葉→http://wikimapia.org/7942036/ja/レーニン邸博物館)。カザン大学にはレーニン像もあるらしい(2006年時点→http://www.toride.com/~roshiashi/album54.19.html)。
- 関連エントリー
- エレーヌ・カレール=ダンコース著(石崎晴巳・東松秀雄訳)『レーニンとは何だったか』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070426/1177579843
- 1年前のエントリー
- 2年前のエントリー
- 「19世紀フランス絵画の流れ 印象派の誕生展」→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110716/1310824510
- 3年前のエントリー
- 4年前のエントリー
- 松岡健一著『医学とエンゲルス――社会医学の立場から――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090716/1247753700
- リクルート『カレッジマネジメント』の特集「FDの推進」→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090716/1247753701
- 5年前のエントリー
- 6年前のエントリー
- ジョニー・シーガー著原民子/木村くに子訳堀口悦子翻訳協力『地図でみる世界の女性』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070716/1184577650
- 大学犬はなちゃんの日常(その2)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070716/1184577651