041マツケン,王皓に勝つ(中国オープン)

蘇州で開かれている ITTF ワールドツアー・ハーモニー・中国オープンの男子シングルス2回戦で,松平健太(WR24)が中国の王皓(Wang Hao, WR3)に,4-0 (11-8, 11-7, 11-6, 11-7)と完勝した。バックのブロックとしゃがみ込みサーブが効いていた。
丹羽孝希(WR18)も中国の閻安(Yan An, WR8)に 4-3 (11-7, 9-11, 9-11, 6-11, 11-4, 11-5, 13-11) と 1-3 からの劣勢をはね返し接戦を制した。王皓も閻安も中国(=世界)のトップ選手であり,このふたりの選手に勝ったとはビッグニュースだ。
準々決勝では丹羽がマツケンに 4-3 (11-8, 8-11, 15-17, 10-12, 11-5, 11-9, 11-6) とふたたび逆転勝ちし,準決勝で馬龍(Ma Long, WR1)と対戦する。
丹羽・マツケンのペアはダブルスでも健闘し,今年の世界選手権ダブルス優勝の陳建安(Chen Chien-An)・荘智淵(Chuang Chih-Yuan)ペアに 3-2 (9-11, 11-5, 11-7, 13-15, 11-5) と勝ち,中国の馬龍・許昕(Xu Xin)ペアと対戦する。
女子シングルスは,準々決勝に進んだ石川佳純(WR10)は中国の劉詩雯(Liu Shiwen, WR2)に 0-4 (9-11, 8-11, 3-11, 2-11) と完敗した。女子シングルスでは日本選手がランキング上位者に勝つ試合もいくつかあった。
女子ダブルスでは福原愛・若宮三紗子ペアが準決勝で中国ペアに負け,惜しくも第3位だった。
U21 では,高校チャンピオンの森薗政崇が中ペンの台湾・洪子翔(Hung Tzu Hsiang)に勝って優勝し,洪に準決勝で惜敗した吉村真晴が第3位だった。女子シングルスでは森薗美咲が韓国の劉恩寵(Yoo Eunchong)に 4-3 と勝って優勝した。
日本選手の結果については日本卓球協会の素っ気のないページ(→http://www.jtta.or.jp/result/2013/worldtour/chn2/chn2013.html),全体についてはストーリーと写真で結果を報じる ITTF のページ(→http://www.ittf.com/competitions/competitions2.asp?Competition_ID=2246&category=PT)をどうぞ。
itTV (http://www.ittf.com/itTV/) では主要な試合をライブ中継で観戦できる。明日のシングルスの準決勝,ダブルスの決勝は昼前からライブ中継がある。終了した試合はビデオでゆっくり観ることができる。