050福原,石川ともベスト8どまり(卓球女子ワールドカップ神戸大会)

福原,石川は第2ステージを突破し,トーナメント準々決勝に進んだ。
福原は武楊(Wu Yang, WR8,中国)と対戦した。ドライブで粘るのではなく,突っつきから浮いたボールをフォア強打する戦術をとった。逆に武に攻められる場面が多く,1-4 (11-7, 7-11, 8-11, 9-11, 2-11) で負けた。得意のバック強打を徹底する手もあった。隙を見せなかった武のほうが一枚上手だった。
惜しかったのは石川の馮天薇(Feng Tianwei, WR6,シンガポール)との対戦。3-3からの最終ゲーム5-2とリードしながらその後連取され 3-4 (7-11, 11-9, 11-8, 9-11, 4-11, 11-9, 7-11) と逆転負けだ。要所でフォアサーブが効いてレシーブミスを誘ったのが接戦に持ち込めた第1の要因だ。勝ちきれなかったのは,馮のフォアドライブを当てにいくだけでカウンターになっていなかったこと。石川のフォアドライブを封じ込めた馮の攻めがうまかったということになるだろう。
ベスト4に残ったのは,劉詩雯(Liu Shiwen, WR1,中国),武,馮,それに姜華珺(Jiang Huajun, WR14,香港)。姜は石川を一蹴したShen Yanfei(WR13,スペイン)に勝ち,第2ステージ2位から唯一勝ち上がった。準決勝は武対馮,劉対姜となった(結果と試合時間→http://kyomycom.net/w-worldcup/13kobe/draw/result.pdf)。
明日も itTV (http://www.ittf.com/ittv/) ではライブ中継がある。