170日系ブラジル選手(卓球ワールドツアー・ブラジルオープン)

ブラジルのサントスで開かれている ITTF ワールドツアー・ブラジルオープン(チャレンジ)(9月11日〜14日)は最終日を迎え,男女シングルスの準決勝と決勝,U21男女シングルスの決勝がある。
松平志穂(ミキハウス)のU21シングルスでの第3位,シングルスでの3位以上が確定した。先週のアルゼンチンオープンに続いての大会であり,日本と中国からは同じ選手がエントリーしている。中国の10代の男女各4選手は,ベスト4に男子シングルス2,女子シングルス3,U21男子シングルス4,U21女子シングルス3と圧倒している。
男子シングルではブラジルのツボイとモンテイロの2選手が準決勝に残っており,それぞれ中国の10代選手と対戦する。日ペンのマツモト,期待の若手カルデラノは中国選手に及ばなかった。
地元のブラジルからは57名がエントリーしている(→http://www.ittf.com/ittf_tournaments/ittf_entries_web.asp?Country_Code=BRA&Tour_ID=2471&)。もともとブラジルの卓球選手は日系人が多い。ツボイ,マツモト両選手のほか,シモキ,トーマ,ハヤシ,カツマタ,ウシシマ,ナリタ,イシイ,クマハラ(ブラジルおよび南米のトッププレイヤー),ヤマダ,タカハシ,カワイ,コハツ,ヨコタ,ナカダ,ヨネサケ,オーヒラ,イシダと約4分の1が日系のようだ。日系3世や4世の世代にあたるのだろうか。
日本では絶滅「器具」種になりつつある日ペンのマツモトのプレーを見るたびに,日本選手以上に日本を感じる(「日系ブラジル人が卓球国際大会で優勝」→http://d.hatena.ne.jp/akamac/20130121/1358778621)。