175岸川・福原ペア,銅メダル(アジア大会卓球)

混合ダブルスの岸川聖也福原愛ペアは準決勝で昨年の世界選手権で優勝した北朝鮮のキム・ヒョクボン/キム・ジョンのペアと対戦し,1-4と負け銅メダルに終わった。
男子ダブルスの松平健太丹羽孝希ペアは北朝鮮のキム・ヒョクボン/パク・シンヒョクのペアに勝ち,明日の準決勝に進んだ。相手は中国の馬龍・張継科ペアである。松平健太丹羽孝希ペアは2012年11月のポーランドオープンでは王皓・周雨に4-1と圧倒して優勝した。2013年7月のアジア卓球選手権では馬龍・許しん(「日」に「斤」)ペアに準決勝で0-4,今年8月の中国オープンでは決勝で同じペアに1-3と負けているが,シングルスの実力通りにいかないのがダブルスだ。最強・中国の一角を崩してほしい。
男子シングルスの水谷,丹羽,女子シングルスの石川,福原は全員準々決勝で負け,メダル獲得はならなかった。福原は団体で勝ったシンガポールの馮天薇に3-4と競り負けた。石川も団体戦では勝った韓国の梁夏銀に1-4と残念な結果になった。
男子シングルスの3回戦で中国の許しん(「日」に「斤」)が台湾の陳建安に1-3の劣勢から3ゲームを連取し大逆転勝ちし,世界ランキング1位の面目を保った。男女シングルスと男女ダブルスは中国選手がいずれも準決勝に進出しさすがの実力を発揮している。
男子シングルスの準決勝では許しん(「日」に「斤」)が水谷に勝った韓国の朱世爀のカットをどう攻略するかを見たい。馬龍はパワー溢れる強打で,張継科は左右への打ち分けで朱世爀を退けている。最後のアジア大会と噂される朱の地元での戦いに期待したいところだ。