277福原と「みう・みま」優勝(卓球ワールドツアー・韓国オープン)

韓国オープンは最終日をむかえ,男女シングルスの準決勝と決勝,男女ダブルスの決勝があった。
女子シングルスの準決勝では伊藤美誠が5月のクロアチアザグレブ)オープンの準決勝で負けた韓国のチェ・ヒョジュ(Choi Hyojoo)に 4-0 (11-7, 11-8, 12-10, 11-5) で,福原愛がドイツのシャン・シャオナー(Shan Xiaona)に 4-1 (11-6, 9-11, 11-9, 11-8, 11-3) とともに完勝した。
決勝では福原がバック対バックを制し,4-0 (11-6, 11-7, 12-10, 11-4) と伊藤を寄せつけなかった。福原は3ゲームまで序盤に7連続,6連続,6連続ポイントで優勢に試合を進め,第4ゲームも10連続でポイントした。伊藤の単複二冠を阻止した福原の技術と気迫は見事だった。伊藤は第3ゲームにみせた福原のフォアへのボールを繰り出せばこうも一方的にはならなかったように思う。
男子シングルスは鄭栄植(Jung Youngsik)が準決勝で丹羽孝希を降した朱世爀(Joo Saehyuk)に 4-1 (11-9, 11-1, 9-11, 11-9, 11-8) で勝ち,朱世爀(Kim Minseok)と組んだダブルスと二冠となった。
地元の利があったか韓国男子の力強さ,日本男子の勝負弱さと日本女子の存在感が目立つ韓国オープンだった。