466天童木工

リオオリンピック・パラリンピックの卓球競技で使用された卓球台(三英 infinity 2016 SAN-EI (blue)(→http://www.san-ei.global/infinity2016/))が「グッドデザイン賞」を受賞したことについては既に触れた。
この卓球台は澄川伸一デザインによるもので(→http://www001.upp.so-net.ne.jp/sumikawa/),ピンポン球の描く放物線がモチーフという脚部のフォルムには天童木工の成形合板技術が生かされている(→http://www.tendo-mokko.co.jp/info/?p=3840)。家具はもちろん木製の自動車内装部品を作っていることでも知られている。(関連記事が日経新聞の10月3日付朝刊「家具,世界市場へくさび 北海道や岐阜産地一丸 デザイン磨き競争力」にある。)
天童木工東日本大震災の復興の願いを込め,被災地である岩手県宮古市産のブナ材を使用したという。この卓球台は天童木工本社ショールーム(2016年10月1日〜10月中旬:http://www.tendo-mokko.co.jp/info/?page_id=824)と東京ショールーム(10月下旬〜11月中旬:http://www.tendo-mokko.co.jp/info/?page_id=826)で展示する。
見るだけでなく,この卓球台でプレーしてみたいものだ。