420NHKスペシャル「樺太地上戦〜終戦後7日間の悲劇〜」

8月15日で戦争は終わったはずだった。40万人の日本人がいた樺太では第88師団の「樺太を死守せよ」の命令下で国民義勇戦闘隊が結成され5千人もの犠牲者を出す悲劇的な結末をむかえることになった。旧ソ連との停戦は22日であった(→http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170814)。
大本営から第5方面部(札幌)へは終戦は伝わっていたが,そこから第88師団へは師団の判断に委ねられるという天皇命令とはことなることになった。参謀長の責任は重いといわざるをえない。
「玉砕」覚悟の竹槍でソ連軍と闘うという大局観のなさは樺太地上戦でも貫かれていた。