606男女ともベスト4決定(卓球ワールドツアー・ブルガリアオープン)

女子シングルスでは石川佳純,加藤美憂,橋本帆乃香,伊藤美誠,男子シングルスではドイツのオフチャロフ,ナイジェリアのアルーナ(ARUNA Quadri),田添健汰,松平健太がベスト4に残り,石川・加藤,橋本・伊藤,オフチャロフ・アルーナ,田添・松平の準決勝がこれから始まる。
準々決勝の田添対松平賢二はからくも田添がしのぎきって,準決勝での松平兄弟対決はならなかった。2回戦でアルーナに負けた木造勇人は,3-1とリードし第5ゲームも6-0と圧勝モードだった。そこから追いつかれてから逆転された。それまでは台上処理で圧倒し,アルーナの強打を封じていた。5月のザグレブオープンでは4-0と完勝していただけに木造にとっては悔やまれる敗戦となった。アルーナはアフリカ大陸随一のランカー(WR29)で,パワフルなドライブがすばらしい選手だ。
男子のシードに入っているのは松平健太,吉村真晴,上田仁の3選手だけで,とくに1回戦でオーストリアのガルドス(GARDOS Rober,WR52)に勝った田添,準々決勝でアルーナに1-4で負けたがイギリスのドリンコール(DRINKHALL Paul,WR48)を圧倒した町飛鳥の試合が光る。