453受託収賄容疑の事業

新聞等の報道によれば現職の文科相局長が関与したとされる平成29年度「私立大学研究ブランディング事業」は188校の申請から60校(タイプA:33件,タイプB:27件)を採択していた(→http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1397956.htm)。
選定は委員会を設置し部会を置いて審査したとされている。もし容疑が事実であればこの種の事業を推進してきた文科省と委員会に一局長の受託収賄では済まない大きな問題を提起することになる。そもそも,この種の不正を防ぐ目的で委員会と部会を設置して厳正な審査をすることにしてきたからだ。