784張本と平野,ともに準優勝(ユースオリンピック卓球)

中国の壁は高かった。
男子シングルスの張本は準決勝で台湾の林繇儒(LIN Yun-Ju)に 4-3 (6-11, 13-11, 14-12, 11-4, 9-11, 5-11, 11-6) で振り切り,決勝で中国の王楚欽(WANG Chuqin)と対戦したが,1-4 (8-11, 11-5, 1-11, 11-13, 9-11) と惜しくも準優勝に止まった。準決勝ではジュースとなった2ゲームを取り,決勝ではジュースとなった第4ゲームを落として,真逆の展開になった。王は前回大会での樊振東(FAN Zhendong)に続く連覇となった。張本は第1回大会での丹羽孝希に続く2人目の日本選手優勝とはならなかった。
女子シングルスの平野は決勝で中国の孫穎莎(SUN Yungsha)に 1-4 (11-13, 11-9, 9-11, 9-11, 6-11) とゲームを競りながらも孫の勝負強さにいま一歩及ばなかった。孫は第1回大会の顧玉婷(Gu Yuting),第2回大会の劉高陽(Liu Gaoyang)に続く中国選手3連覇となった。