1819鄭開翔[絵・文]出雲阿里[訳]『イラストで見る 台湾 屋台と露店の図鑑ーー日用品から懐かしい味や遊びまでーー』

書誌情報:原書房,263頁,本体価格2,300円,2025年2月16日発行

台湾の100の屋台と露天(立ち売り,手押し車,自転車,バイク,トラックの屋台,各種の露店)を,オリジナルエッセイとスケッチで描き出した。台湾固有のものも日台共通のものも,すでに消えてしまったものもいまだに残っているなつかしいものもある。
立ち売りの宝くじ売る人は,台湾の宝くじの販売許可は心身障害や低所得の人に優先して与えられていることや宝くじの番号選びの手押し車の新聞屋台がある。自転車のヤクルトママの屋台やファスナー交換のバイク屋台もある。網戸修理やアルミバシゴのトラック屋台もある。少なくなったとはいえあのポン菓子の屋台もある。季節限定の選挙グッズの露店はなかなかの人気のようだ。
包丁研ぎのバイク屋台も健在で,街中を不規則なルートでまわっている。ゆっくり移動しないと研いで欲しい刃物を手にした人が必死の形相でおいかけてくることになるからだ。
台湾の風景をこの本から見ることができる。
そんな台湾の屋台と露店は,「フードパンダ」と「Uber Eats」でそれらの消失が加速しているという。