1831木村幹著『国立大学教授のお仕事ーーとある部局長のホンネーー』

書誌情報:ちくま新書(1852),254頁,本体価格900円,2025年4月10日発行

韓国政治・経済研究で知られる著者による,国立大学(愛媛大学神戸大学)での研究,教育,大学行政を綴った国立大学論だ。大学教師としての修行時代から管理職を担い責任あるポジションから見える大学の姿が描かれており,大学教授と大学が持つ多面的な顔を見ることができる。
教員の採用と昇任,学会と研究活動,学生・院生の指導(ちなみに,著者は大学院所属),研究と学内行政,研究発表と出版など大学教員がかかわる活動を網羅しており,大学教員を将来の職のひとつとして考える学生・院生に手をとってもらいたい一書だ。