1836今尾恵介著『遊べる,学べる,役立てる 地理院地図の深堀り』

書誌情報:PHP,191頁,本体価格2,000円,2025年6月3日発行

地理院地図には,地形図分類図(自然・人工),土地条件図,陰影起伏図,地質図,赤色立体図,色別標高図,断面図,浸水推定段彩図,活断層図などのほか,防災に役立つ自然災害伝承碑記号もある。
紙では実現できなかったさまざま機能を紹介し,そこからわかった知見を披露している。名字マニアの評者には,「谷地」と「萢」(いずれも「やち」)の東北地方での分布域,「津留」と「水流」(いずれも「つる」)の九州での分布域が見事に二分されていることに合点がいった。ズームレベル15での松山城の三角点基準の等距離線の例もあって,さらに身近に感じた。