1850渡邉雅子著『共感の論理ーー日本から始まる教育革命ーー』

書誌情報:岩波新書(2079),184+6頁,本体価格900円,2025年9月19日発行

日本の教育には「個人主義と競争」を原理にしない「自然と人間との関係」にもとづく価値観がある。欧米をモデルにした教育原理から自己準拠の教育へ。利他主義と自然感に裏打ちされた価値観こそが日本の教育の特徴であり唯一無二というわけである。
共感的利他主義および利他の価値と多元的思考が新たなパラダイムを生む。高等教育における多元的思考と専門の思考法の学びを強調するのも合点がいく。

情報化社会と市民社会――「知性」の「連合」にむけて――→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070214/1171446694