書誌情報:原書房,340頁,本体価格3,600円,2025年9月30日発行
いま人間にもっとも身近な計算機は電子計算機ことコンピュータだろう。高性能汎用計算機や量子計算機という言葉と内容も普通名詞となりつつある。
人間の手や指と対応させて数を把握することから始まった計算道具の歴史にはエピソードが数多く埋まっている。必要から生まれた計算道具は科学の進化・深化と結びついている。
本書には,手,アバカスとそろばん,計算尺,機械仕掛けの時代,アリスモメーターとクルタ,フリーデンのSTW-10,カシオの14-A,サムロックのANITA,オリベッティのプログラマ101,テキサス・インスツルメンツのカルテク,ビジコンの141-PF,ヒューレット・パッカードのHP-35,パルサー・タイム・コンピュータ・カリキュレータ,テキサス・インスツルメンツのTI-81,ソフトウェア・アーツのヴィジカルタ,が取り上げられており,日本発の計算道具も含まれている。
日本語特有のものによって異なる,紙は1枚,車は1台などのような呼び方にも触れてあった。評者が10代の頃に興味をもった計算尺の歴史と原理も詳しい。
- 1年前のエントリー
- おさぼり
- 2年前のエントリー
- 坂本篤紀著『維新断罪——中小企業社長が喝破する,大阪の沈みゆく理由と再生私論——』→https://akamac.hatenablog.com/entry/2023/12/31/142134
- 3年前のエントリー
- 難読名字(その137):暉峻→https://akamac.hatenablog.com/entry/2022/12/31/214707
- 4年前のエントリー
- スーパープレー集 VOL.1(卓球世界選手権2021ヒューストン大会)→https://akamac.hatenablog.com/entry/2021/12/31/164845
- 5年前のエントリー
- 週刊 「 司馬遼太郎 街道をゆく 」 29号 8/14号 本所深川散歩 赤坂散歩 [雑誌] (朝日ビジュアルシリーズ) →https://akamac.hatenablog.com/entry/2020/12/31/170143
- 6年前のエントリー
- 坂元ひろ子著『中国近代の思想文化史』→https://akamac.hatenablog.com/entry/2019/12/31/160215
- 7年前のエントリー
- 卓球トップ10ショット2018→https://akamac.hatenablog.com/entry/20181231/1546263396
- 8年前のエントリー
- 卓球トップ10ショット2017→https://akamac.hatenablog.com/entry/20171231/1514728163
- 井上章一著『京都ぎらい 官能編』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20171231/1514727012
- 9年前のエントリー
- 佐々木隆治著『カール・マルクス――「資本主義」と闘った社会思想家――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20161231/1483192405
- 10年前のエントリー
- 日経BPコンサルティング「大学ブランド・イメージ調査 2015−2016」【中国・四国編】→https://akamac.hatenablog.com/entry/20151231/1451530741
- 11年前のエントリー
- 『BBC 偉人たちの経済学』第3巻「マルクスとマルクス主義」→https://akamac.hatenablog.com/entry/20141231/1420031893
- 12年前のエントリー
- 北出俊昭著『協同組合と社会改革――先人の思想と実践から――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20131231/1388499719
- 13年前のエントリー
- 里中哲彦著『英文法の魅力――日本人の知っておきたい105のコツ――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20121231/1356964249
- 14年前のエントリー
- 永田圭介著『厳復――富国強兵に挑んだ清末思想家――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20111231/1325300563
- 15年前のエントリー
- 16年前のエントリー
- 17年前のエントリー
- 18年前のエントリー
- おさぼり
