470ミウ・ミマ対決(卓球女子ワールドカップ)

Seamaster の冠大会の卓球女子ワールドカップアメリカ・フィラデルフィア,10月7日〜9日)の準々決勝で平野美宇(WR17)対伊藤美誠(WR11)が実現した。
第5シードの平野が第3シードの伊藤を 4-1 (11-13, 11-4, 11-8, 11-4, 11-8) で圧倒し準決勝に進んだ。準決勝の相手は第1シードでシンガポールの馮天薇(FENG Tianwei,WR6)と対戦する。
19選手がノミネートされた今年のワールドカップは中国の丁寧(DING Ning,WR1)と劉詩雯(LIU Shiwen,WR2)がともに怪我で欠場し,19回連続で中国選手が優勝してきた大会で初の非中国選手が優勝することになる。
平野と伊藤はともに本戦からの出場で,1回戦で平野はルーマニアのサマラ(SAMARA Elizabeta,WR32)に,伊藤はオーストリアポルカノヴァ(POLCANOVA Sofia,WR63)に 4-2 で勝った。試合内容からすると平野は競りながらもバックハンドの3球目を軸に安定した攻守だったのにたいし,伊藤はなんとかうまさで逃げ切った感じだった。その差が直接対決でも明暗を分けた。国際大会での対戦成績はこれで平野の4勝3敗となった。
準決勝2試合,3位決定戦,決勝は日本時間の深夜に予定されている。平野にとってはシングルスでのビッグタイトルのチャンスである。