2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

162北京大学国際シンポ2日目

今日のプログラムは以下のようだった。昨日のプログラムと同様,中国側の報告は改革開放30年を肯定的に評価するものが大半を占める。かつ,社会主義の中国的特色を強調するものでもある。 今回の公式言語は中国語と英語で,中国語を解せない評者は,中国語な…

164「鳥の巣」と孔子廟

エクスカーションは,マイクロバスに乗って,まず北京オリンピックのメイン会場の「鳥の巣」だ。現在は観光施設になっており,多くの人が見学に来ていた。会場内外はひと,ひと,ひと。入場料は50元。中のグランドまで降りることができ,セレモニーに使った…

163北京大学国際シンポ終了

午前中で国際シンポが終了した。昼食を終え,いったん宿舎に帰ってきた。これからエクスカーションで北京オリンピック施設の見学がある。6時からは外国人向けの夕食会がある。 ネットワークは,フロントに掛け合うこと3日目にして,ようやく自室から接続でき…

161北京大学での報告終わる

昨日から部屋のネットワークが不調で,部屋を変えてもらった。結果は同じ。何度やっても繋がらない。同行のI君の部屋では繋がる。どうしてだろう。 初日の最後に評者の報告も終わり,ネットワーク以外は順調だ。写真も撮ったのだが,明日の報告の準備に余念…

160北京大学着

北京空港では,大学院生2人が迎えにきてくれていた。一緒に昼食をとり,東京からのI君を待って合流した。空港からはタクシーで約40分,100元ほどで北京大学に着く。宿泊は北京大学正大国際センター(Peking University Chiatai International Center)だ。早…

159関西エアポートワシントンホテル

松山空港〜伊丹空港〜なんば〜りんくうタウンと,飛行機,バス,電車を乗り継いで10時前にホテルに到着。明日は中国国際航空 CA162 便で北京に行く。9時30分発というので7時過ぎにはホテルを出ることになる。 南海りんくうタウンで降りてすぐのところにホテ…

158北京大学へ

明日から北京大学へ行く。北京大学で開かれる “China’s Opening Up and Reform since 1978: perspective of China and vision of the world” に出席し,報告も予定している。「改革開放」とはほとんどかすりもしない報告なので反応が心配だ。 松山空港から関…

238羽入辰郎著『学問とは何か――「マックス・ヴェーバーの犯罪」その後――』

書誌情報:ミネルヴァ書房,xv+537+23頁,本体価格6,000円,2008年6月30日学問とは何か―『マックス・ヴェーバーの犯罪』その後 (MINERVA人文・社会科学叢書)作者:羽入 辰郎発売日: 2008/07/01メディア: 単行本 - ヴェーバーの「犯罪」を告発した前著『マック…

157インカのめざめ

いよてつ高島屋で開催している「第38回北海道の物産と観光展」(10月22日〜11月4日)に行ってきた(妻の後について行った)。麺食いとして,いつものようにラーメンが目当てだ。今回は旭川ラーメン「一蔵(いちくら)」が来ていた。旭川ラーメンといえば醤油…

237竹内政明著『読売新聞 朝刊一面コラム 「編集手帳」第十四集』

書誌情報:中公新書ラクレ(286),ix+257頁,本体価格760円,2008年8月10日読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第14集〉 (中公新書ラクレ)作者: 竹内政明出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/08メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ …

093大学犬はなちゃんの日常(その86)

今日の愛媛大学訪問時(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20081024/1224840832)のプレゼンでは最後にはなちゃんに登場してもらい,国立大学(愛媛大学)のアピールをしておいた。同時に,キャンパス散歩中はなちゃんに会ったらよろしくとのメッセージ…

156愛媛大学訪問(坂出高校・琴平高校)

香川県立坂出高校の2年生164名(教諭7名)と同琴平高校の1年生36名(教諭3名)が来学。今回は人数も多かったので,アドミッションセンター・入試課以外にも職員の応援をお願いした。午前中愛媛大学の説明を1時間ほど担当した。その後,大学生協での昼食と愛…

092大学犬はなちゃんの日常(その85)

午後のこと,事務棟から出てくるとはなちゃんに会った。少しばかり言葉を交わして研究棟に来るととことこついてくる。なにやら話し足らなかったようで,研究棟入口でしばらく話し込んだ(左,真ん中)。いつもならあとは自宅に戻るのだが,今日はそのまま建…

155地域貢献度ランキング(『日経グローカル』の特集)

『日経グローカル』第110号(2008年10月20日号)が特集を組んでいる。大学の関係部署からファイルがまわってきた。730大学・大学院大学に調査票を送付し,470大学・大学院大学(国立75,公立45,私立336)からの回答を集約し,得点化したもの。日経新聞が実…

154激化する大学間競争 本当に強い大学2008年(『週刊 東洋経済』の特集)

『週刊 東洋経済』(2008年10月18日号)の恒例になっている特集(詳細目次→http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2008/1018/index.html)。同僚・獅子丸さんのブログで知ってはいたが(→http://blog.livedoor.jp/sandy_sandy/archives/51394409.html),一…

236二村一夫著『労働は神聖なり,結合は勢力なり――高野房太郎とその時代――』

書誌情報:岩波書店,xv+298+7頁,本体価格2,800円,2008年9月25日発行労働は神聖なり、結合は勢力なり―高野房太郎とその時代作者: 二村一夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/09/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件)…

091大学犬はなちゃんの日常(その84)

土曜の講義をひとつ終わり,マイクと鍵を返しに学生サービスセンターに行った。研究室に戻る途中,自宅前にいるはなちゃんに,手を振ると気がついた。すぐ立ち上がり,研究棟までついてきた。講義に行く前にも遭遇したのだが,この時はこちらが急いでいるこ…

153ノーメンクラツーラからオリガーキへ

音羽周「現代ロシアにおける権力と富――ロシアの現在を理解するための一考察――」(『経済』第158号,2008年11月号,新日本出版社)を読んだ。旧ソ連末期のゴルバチョフ政権下で促進されたペレストロイカ政策から2000年代前半までの所有構造変化の歴史を分析し…

152愛媛大学訪問(高松西高校)

香川県立高松西高校の1年生約80名が来学。午前中愛媛大学の説明を1時間ほど,大学生協での昼食とキャンパス散歩を挟んで,午後は各学部・学科の模擬講義や説明を受けていただいた。 今回は,事前に質問をまとめてくださっていたので,高校1年生がどんな視点…

235秋山誠一・吉田真広編『ドル体制とグローバリゼーション』

書誌情報:駿河台出版社,v+279頁,本体価格4,300円,2008年5月30日発行ドル体制とグローバリゼーション作者: 秋山誠一,吉田真広出版社/メーカー: 駿河台出版社発売日: 2008/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る - 山田喜志夫(國學院大…

151経済理論学会編『季刊 経済理論』第45巻第3号

書誌情報:桜井書店,118頁,本体価格2,000円,2008年10月20日発行季刊経済理論 第45巻第3号 日本資本主義は変わったかメディア: 単行本 - ジャンル 執筆者 タイトル 特集 日本資本主義は変わったか - 特集 植村博恭 特集にあたって 特集 磯谷明徳 日本型企…

150ノーベル経済学賞受賞者の傾向を色分けしてみる(2008年版)

今年度のノーベル経済学賞(現在の正式名称は 'The Sveriges Riksbank in Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel')は,ポール・クルーグマンへの授与が決まった。すでに新聞やブログで取り上げられている。例年以上にノーベル経済学賞の政治色を指摘…

234東京大学業務改善プロジェクト推進本部編『大学職員キャリアブック』『新人職員応援ブック』

書誌情報:特定営利活動法人学校経理研究会,83頁,本体価格1,000円,2007年5月7日発行 (isbn:9784902255287) 書誌情報:特定営利活動法人学校経理研究会,32頁,本体価格667円,2008年4月30日発行 (isbn:9784902255379) - 東大の人事・組織・業務改善の試み…

090大学犬はなちゃんの日常(その83)

祝日の朝,はなちゃんは,あたかも耐震工事を監督しているように,自宅近くの道路で腹ばいになっていた。愛車の音に気がついて,研究棟まで一目散に駆けつけてくれた。ブラシとチーズを取りに,一旦研究室まで戻る。その間自動ドアの前で腹ばいになり,じっ…

233地域を救わないB級グルメ本

これって,普通,無断引用とか剽窃とかいうよね。ある恩師から教師三戒のひとつとして教わった。ひとつ,剽窃することなかれ,ふたつ,試験問題を漏らすなかれ,みっつ,教え子に手を出すなかれ。現在までいちおう守っているが……。 takemitaさん(尼克拉斯魯…

232大澤真幸著『不可能性の時代』

書誌情報:岩波新書(1122),iii+289+7頁,本体価格780円,2008年4月22日発行不可能性の時代 (岩波新書)作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/04/22メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (169件) を見る - 見田宗…

089大学犬はなちゃんの日常(その82)

自宅前の出っ張りもお気に入りの場所だ。この場所から降りるときは,後ずさりはせず,太めの体を器用に方向転換させる。飛び降りるような野蛮なまねは絶対しない。土曜日の昼下がり,思案しているのは,世界金融危機の行く末かもうすぐ来るTMさんの食事か。 …

149王皓,立ちションで警察に連行:「花のベッドで排尿彼を停止している4フィートキック」

昨日のエントリーはトイレ産業史の本の紹介,今日はたまたまトイレ外伝となってしまった。いつも引き合いに出している,中国通(卓球通)の同僚Aさんによる王皓の卓球番外編。 9日夜11時頃北京西直門にて,北京オリンピック男子卓球個人銀メダル,団体戦金メ…

231前田裕子著『水洗トイレの産業史――20世紀日本の見えざるイノベーション――』

書誌情報:名古屋大学出版会,vi+247+83頁,本体価格4,600円,2008年5月15日発行水洗トイレの産業史―20世紀日本の見えざるイノベーション―作者: 前田裕子出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2008/05/15メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブロ…

230FLO・IFAT・NEWS!・EFTA編(フェアトレード・リソースセンター訳北澤肯監訳)『これでわかるフェアトレードハンドブック――世界を幸せにするしくみ――』

書誌情報:合同出版,263頁,本体価格1,600円,2008年6月30日発行これでわかるフェアトレードハンドブック―世界を幸せにするしくみ作者: FLO,NEWS!,IFAT,EFTA,北澤肯,フェアトレードリソースセンター出版社/メーカー: 合同出版発売日: 2008/06/01メディア: …