2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
四時ちょっと前郵便物を取りにいく。というのは口実ではなちゃんに会いに行く。昼も会っているのだが,この時間には散歩に備えて100%起きているとわかっているからだ。予想通り,夕方の散歩が待ち遠しいらしい。顔の表情と尻尾の振りようから喜んでいるのが…
評者宅のすぐ近くに「カトリック松山墓地」という区画があり,「浦上キリシタン流配事件」(キリシタン弾圧のいわゆる「浦上四番崩れ」のこと)で松山に流配されこの地で亡くなったキリシタンを偲ぶ碑がある(参照→家近良樹著『浦上キリシタン流配事件――キリ…
通し番号 年月日 題名・書名 掲載紙誌・発行所 91 1963.3 リスト研究における東独と日本――『自然的体系』の東独版によせて――*1 『商学論集』第31巻第4号 92 1963.3 (紹介)岡田与好著『イギリス初期労働立法の歴史的展開(1961年)』*2 『社会経済史学』第2…
書誌情報:かもがわ出版,218頁,本体価格1,600円,2010年6月6日発行無言館はなぜつくられたのか作者:暁治, 野見山,誠一郎, 窪島発売日: 2010/06/01メディア: 単行本 - 信州・上田にある無言館は,窪島の私設美術館・信濃デッサン館の分館として開館した。19…
書誌情報:六曜社,244頁,本体価格2,800円,2009年11月7日発行なぜ、日本はジャパンと呼ばれたか―漆の美学と日本のかたち作者:勝郎, 中室発売日: 2009/11/07メディア: 単行本 - 著者は,文化年間創業の輪島屋善仁(ぜんに)8代目の当主だ(→http://www.waji…
昨年10月,「水田洋文庫新収蔵記念展示会と講演会」について触れた。水田さんの蔵書約2万冊のうちから7千冊の貴重洋書が「水田文庫」になる。「明治史研究のための情報ブログ」(→http://1868.seesaa.net/article/182480520.html)を経由して,「西洋社会思…
最新号が届いた。 ジャンル 執筆者 タイトル 論説 松家 仁 ポーランド独立に伴う旧プロイセン領ポーランドのドイツからの分離と民族問題(1918-1923) - 崔 在東 20世紀初頭ロシア農村社会における火事・放火と火災保険――モスクワ県を中心として―― - 藤木剛…
きょう1月24日は幸徳秋水が処刑された日である。ちょうど100年になる。日経新聞「春秋」では「世界的にみても先駆的な帝国主義論を出版し,明治政府をこっぴどく批判した。足尾鉱毒事件で田中正造が天皇に直訴しようとしたときの直訴状を,下書きした。つと…
書誌情報:文春新書(763),317頁,本体価格850円,2010年7月20日発行丸山眞男 人生の対話 (文春新書)作者:中野 雄発売日: 2010/07/20メディア: 新書 - 丸山に40余年にわたって師事した著者による音楽対話――『丸山眞男 音楽の対話』(文春新書,1999年1月,…
書誌情報:日本評論社,ix+203頁,本体価格1,900円,2010年4月30日発行コーヒーの医学 (からだの科学primary選書1)作者:野田 光彦発売日: 2010/04/20メディア: 単行本 - コーヒーにはいくつかの有機物質が含まれている。炭水化物(ポリサッカライド,マンノ…
京都大学メルマガで知る。昨年度のFD(ファカルティ・ディベロップメント)のためのビデオ教材(1)「大学教員向け ティーチング・ティップス集」(関連エントリー参照)に続いて,FDのためのビデオ教材(2)「FDを“やる”から“発見する”へ――活動に埋め込まれ…
「松山市野良猫写真 ぱわふるカープ」にはなちゃんの写真があった。2009年12月15日撮影で,「愛媛大学名物ハナちゃん(犬)に襲われた」のタイトルで猫と対面しているはなちゃんが写っている(→http://www10.ocn.ne.jp/~carp/cat.html)。 大学犬はなちゃん…
書誌情報:高文研,183頁,本体価格1,500円,2010年6月1日発行NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う―日清戦争の虚構と真実作者:明, 中塚,聰, 醍醐,寿之輔, 安川発売日: 2010/06/01メディア: 単行本 - 日清・日露戦争を描いた「坂の上の雲」,それをドラ…
通し番号 年月日 題名・書名 掲載紙誌・発行所 83 1962.2 Die List-Forschung in Ostdeutschland*1 The Science Council of Japan: Division of Economics, Commerce and Business Administration. Economic Series No.29, Tokyo 84 1962.2 初期利子論史・労…
このシリーズNo.220(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110106/1294322346)とNo.222(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110114/1295014911)でのテレビ放送については“ぐるりん瀬戸内”のコーナーで紹介されていた。 「キャンパスのアイドル!…
書誌情報:桜井書店,110頁,本体価格2,000円,2011年1月20日発行季刊経済理論 第47巻第4号 カレツキ経済学の現代的評価発売日: 2011/01/01メディア: 単行本 - 最新刊が届く。おそらく初めてのカレツキ経済学が特集だ ジャンル 執筆者 タイトル 特集 カレツ…
書誌情報:岩波新書(1251),xv+240+12頁,本体価格820円,2010年10月20日発行革命とナショナリズム――1925-1945〈シリーズ 中国近現代史 3〉 (岩波新書)作者:石川 禎浩発売日: 2010/10/21メディア: 新書 - 全6巻予定の「シリーズ中国近現代史」の第3巻であ…
書誌情報:ちくま新書(863),253頁,本体価格780円,2010年9月10日発行鉄道と日本軍 (ちくま新書)作者:竹内 正浩発売日: 2010/09/08メディア: 新書 - 「鉄道史の概説書は多数出ているが,明治以降の国策・国防という面から述べた本は驚くほど少ない」(9ペ…
このシリーズNo.220(→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110106/1294322346)で紹介したように,今日予定通り放送があった。 ANN系列の愛媛朝日テレビ(eat)の取材があった。五月女結(さおとめ・ゆい)アナウンサー(http://eat.jp/announcer/saotom…
愛媛大学の教育研究評議会は今年度の前半(昨年7月)からペーパーレス会議になった。評議員の前に置かれたノートパソコンに専用サーバから資料(pdfファイル)をダウンロードして参照する。部局等での報告にはこのダウンロードファイルをそのまま使う。 評者…
通し番号 年月日 題名・書名 掲載紙誌・発行所 80 1961.3.13 (書評)久保芳和著『アメリカ経済学史研究』(1961年) 『日本読書新聞』第1095号 81 1961.3 『経済学の形成時代』 未來社 82 1961.9.4 (書評)内田義彦著『経済学史講義』(1961年) 『週刊読…
書誌情報:日本経済評論社,iv+248頁,本体価格2,800円,2010年1月13日発行内田義彦論作者:鈴木信雄発売日: 2010/01/20メディア: 単行本 - 内田を論じるモノグラフィーはいくつか見てきた。また,内田を含めたいわゆる市民社会論への関説も多い。本書が単行…
今日のはなちゃんは朝からおめかししている。首に毛糸のマフラーを巻き付けている。お気に入りのようで朝からずっと付けている。どうやらTHさんが寒さ対策と首輪がわりに編んでくれたようだ。 5時前に郵便物を取りにいくと,散歩の時間を待ちきれずそわそわ…
書誌情報:ナツメ社,223頁,本体価格1,400円,2010年10月25日発行マルクス経済学 (図解雑学シリーズ)作者:松尾 匡発売日: 2010/10/14メディア: 単行本(ソフトカバー) - マルクス経済学を「図解」する著者のマルクス経済学論はまずこうだ。マルクス経済学…
書誌情報:ミネルヴァ書房,xi+309+9頁,本体価格2,800円,2010年7月20日発行情報を読む力、学問する心 (シリーズ「自伝」my life my world)作者:長尾 真発売日: 2010/07/01メディア: 単行本 - 「シリーズ「自伝」my life my world」の一書。前半は言語処理…
通し番号 年月日 題名・書名 掲載紙誌・発行所 75 1960.2 ステュアート『原理』における人口と農業生産力*1 『立教経済学研究』第13巻第4号(『河西太一郎先生在職35年記念論文集』) 76 1960.4-1961.2 経済学の形成時代*2 『経済セミナー』1960年4月号〜61…
2009年7月14日から全国巡回中で,愛媛県美術館の展示ももうすぐ終了ということで行ってきた。日本人によって発掘された古代アンデス文明の発掘史と考古学の現場を紹介し,代表的な発掘物とレプリカを展示していた。 保存版図録は404ページの大作で,発掘史と…
書誌情報:幻戯書房,381頁,本体価格3,800円,2003年2月5日発行本は生まれる。そして、それから作者:小尾 俊人発売日: 2003/01/01メディア: 単行本 - 戦前羽田(はた)書店に入店し,戦後友人ふたりとみすず書房を興した。その著者による,執筆者,印刷社,…
ANN系列の愛媛朝日テレビ(eat)の取材があった。五月女結(さおとめ・ゆい)アナウンサー(http://eat.jp/announcer/saotome/diary.htm)と二人のカメラマンが,朝の散歩から部屋でまったりしているところまで丹念に取材していたようだ。 一昨日取材の依頼…
写真スタジオ ELLIOTT AND FRY は以下にあったのだった。 ELLIOTTO & FRY 55, Baker Street PORTMAN SQUARE. W. LONDON 'ELLIOTT AND FRY' や '55, Baker Street' などで調べてみると,現在はとある有名なレストラン 'Canteen' のある場所のようだ。地下鉄駅…