486大島と石川,ともに優勝(卓球ワールドツアー・スウェーデンオープン)

スウェーデンオープン(11月15日〜20日ストックホルム)の男子シングルスで大島祐哉(WR45)と女子シングルスの石川佳純(WR5),U21男子シングルスの田添健汰(WR125)が優勝した。U21女子シングルスの森さくら(WR54)は惜しくもオーストリアオープンに続く二週連続優勝はならなかった。大島は2度目,石川は3度目のツアー優勝である。
大島は3回戦で周雨(ZHOU Yu,WR17)に勝ったドイツのメンゲル(MENGEL Steffen,WR74),準々決勝でフランスのウェシュ(OUAICHE Stephane,WR72),準決勝で松平健太(WR35),決勝でスウェーデンのカールソン(KARLSSON Mattia,WR42)に完勝した。1回戦から失ゲームは 0 か 1 と相手を圧倒していた。
松平は3回戦のドイツのデューダ(DUDA Benedikt,WR83)に大逆転し,準々決勝では第2シードのポルトガルフレイタス(FREITAS Marcos,WR12)に勝ち,準決勝に進んでいた。前週に続く決勝進出はならなかったが,歯切れのいい攻守が完全に復活していた。カールソンは3回戦で第3シードの丹羽孝希(WR15),準決勝で第1シードのオフチャロフ(OVTCHAROV Dimitrij,WR6)に勝っていた。第7シードの吉村真晴(WR24)はプレーにきれがなく2回戦で姿を消した。
第1シードの石川は2回戦,準々決勝,準決勝でフルゲームまでいき,勝負強さを発揮した。第4シードの伊藤美誠(WR11)は2回戦で加藤杏華(WR82)に不覚をとった。