第20号(7月2日発行)で,評者のウェブ(AKAMAC: http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/AkamacJ.html)が「文献探索に役立つサイト」として紹介された。一橋大学附属図書館は2006年9月発行の第50号まで『鐘』という広報誌を発行していた(バックナンバー→http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/KANE/kane_index.html)。その後2006年10月からは『BELL (BEtter Library Letters)』として衣替えした。「法人化後の競争的環境の中で個性ある図書館として,また本学の学術情報基盤のシンボルとして,その活動・サービスを積極的・効果的・重点的にアピールするために創刊された広報誌」とのこと(http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/KANE/BELL/)。
バックナンバーを読むと,第3号(2007年1月9日発行)では「附属図書館専門助手(サブジェクト・ライブラリアン)を公募中」が目を引いた(http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/KANE/BELL/bellno3.pdf)。その後第10号(2007年4月9日発行)では公募によって採用された専門助手が紹介されている(http://www.lib.hit-u.ac.jp/service/KANE/BELL/bellno10.pdf)。一橋大学学術・図書部長のI氏の情報によれば,国立大学としては初めての制度。4月から学校教育法の「改正」により高等教育機関の教員の呼称が教授,准教授,講師,助教,助手となった。今回の公募が再任可の任期制となっているので,新制度に合わせつつ附属図書館の充実のための助手採用と推測される。ライブラリアン志望の者にとっては新しい可能性をもった専門職のように思われる。
上記I氏によれば本ブログで取り上げたスミスや『国富論』に関連した話題を掲載する予定があるとのことだ。こちらからも随時紹介していきたい。