今年度の特色GPは8月7日に公表された。学士課程については申請261,選定40(選定率15.3%),短期大学士課程については申請70,選定12(選定率17.1%)だった(全体では申請331,選定52,選定率15.7%)。
選定状況など詳しくは下記参照。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/08/07080131.htm
ここでも,区分毎に番号を付け,一覧できるようにしてみた。
2007年度「学校基本調査速報」(http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/07073002/index.htm)および「専門職大学院等教育推進プログラム」の選定結果(http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/08/07080806.htm)も8月9日に公表された。「学校基本調査」は進学率はじめ初等から高等教育までの各種統計を含んでいる。学校関係の基礎資料として評者も使わせてもらっている。
2007年度「特色ある大学教育支援プログラム」
整理番号 | 取組名称 | 大学等名 | 取組担当者名 |
---|---|---|---|
学士課程:教育課程の工夫改善を主とする取組 | |||
1 | 確かな学力の向上を目指す理系基礎教育――学生の意欲と自立性を引き出す多様な仕組で構成される理系基礎教育の提案―― | 茨城大学 | 曽我 日出夫 |
2 | 「チーム医療実践力」育成プログラム――人間性・協調性を兼ね備えた医師の養成を目指して―― | 筑波大学 | 原 晃 |
3 | 「教養日本力」高度化推進プログラム | 東京外国語大学 | 野本 京子 |
4 | 興味と経験から学びを深化する基礎教育――4つの段階を踏む教育モデル−SEED―― | 東京農工大学 | 福嶋 司 |
5 | 工学教育プログラムの継続的進化――世界最高水準の工学教育の実現を目指して―― | 東京工業大学 | 岸本 喜久雄 |
6 | 総合大学における外国語教育の新しいモデル――初修外国語カリキュラムの多様化と学士課程一貫教育システムの構築―― | 新潟大学 | 濱口 哲 |
7 | 新たな工学的感性を養う教育プログラム――表現行為の実践と人文的教養を基礎として―― | 京都工芸繊維大学 | 並木 誠士 |
8 | 協働の知を創造する体系的IPW教育の展開――多職種の医療人による協働を基盤にしたカリキュラムの開発―― | 神戸大学 | 石川 雄一 |
9 | プロフェッショナル・キャリア・プログラム――英語による実践的経済学教育による国際的キャリア形成の試み―― | 慶應義塾大学 | 塩澤 修平 |
10 | 教養教育としての生活園芸――持続可能な環境と社会を担う市民の育成―― | 恵泉女学園大学 | 澤登 早苗 |
11 | グローバル化時代の経済学教育――英語で学ぶ経済学が未来を切り開く―― | 創価大学 | 長谷部 秀孝 |
12 | 医のこころを実践する力を育むカリキュラム――自分の特性を伸ばし社会に奉仕できる女性医師をアウトカムにした医学教育―― | 東京女子医科大学 | 吉岡 俊正 |
13 | 価値の共有による技術者倫理教育――行動を設計する新教養教育―― | 金沢工業大学 | 札野 順 |
14 | 学生と教員の幸せな出会いをめざす導入教育――大規模学部における組織的教育改善とその効果の測定―― | 同志社大学 | 藤原 秀夫 |
15 | 英語を教育言語とする学士課程教育の展開――教養教育・専門教育・専門実務教育と英語教育の統合―― | 大阪女学院大学 | 智原 哲郎 |
16 | 全学共通英語教育による4年一貫した取組――実践的英語コミュニケーション能力の育成を目指して―― | 九州産業大学 | 吉田 孝夫 |
学士課程:教育方法の工夫改善を主とする取組 | |||
1 | 多専攻学生による模擬体験型チーム医療実習――学科内完結型から学科外参加・発信型への発展的取組―― | ||
2 | パーソナルデスクラボによる実験教育の展開――新機器開発による少人数一組・一斉実験教育の実現―― | 千葉大学 | 中山 隆史 |
3 | 確かな教師力を育む多角的評価の実現――「1,000時間体験学修」「学生プロファイルシート」「面接道場」で可視化する教師としての自己成長―― | 島根大学 | 高岡 信也 |
4 | 医学における知の創生現場実体験プログラム――指導的医療人育成のための医学研究インターンシップ―― | 岡山大学 | 二宮 善文 |
5 | 協調演習による理学的知力の育成支援――「知ること」から「わかること」への知識昇華をめざして―― | 広島大学 | 山崎 勝義 |
6 | 学生自身の達成度評価による学修意識改革――学習成果自己評価シートをベースとする自己評価システムの構築―― | 九州工業大学 | 堀江 知義 |
7 | 地域を基盤とした教師養成教育モデルの開発――学習支援を通して「子ども体験」の深化をめざす学生アシスタント・ティチャー・プログラム―― | 都留文科大学 | 佐藤 隆 |
8 | 大学初年次数学教育の再構築 | 大阪府立大学 | 高橋 哲也 |
9 | <重層的学生支援教育>による福祉人材養成――学生の成長課題と専門教育課題の有機的結合による福祉的人間力獲得をめざして―― | 山口県立大学 | 加登田 恵子 |
10 | 実地応用に基づく学際的な国際協力人材養成――T字型専門教育によるアジアの開発・協力問題を中心とした実学教育の展開―― | 中央大学 | 中迫 俊逸 |
11 | 未来博士工房による自律性と創造力の覚醒――人力飛行機工房,衛星工房,PC工房,ロボット工房による自主企画型体験学習と目標達成型教育の充実―― | 日本大学 | 伊藤 彰義 |
12 | 包括的実習指導教育システムの構築――段階的スキルアップとトライアングル指導の確立―― | ルーテル学院大学 | 福島 喜代子 |
13 | 企業熟練技術者を活用した産学連携工学教育 | 大阪電気通信大学 | 西岡 昇 |
14 | <音楽家の耳>トレーニング教育法の開発――総合的音楽能力育成を目指す教育システムの開発と実践―― | エリザベト音楽大学 | 川野 祐二 |
学士課程:上記以外の工夫改善に関する取組 | |||
1 | 体験型経営学教育のための教員養成計画――経営体験型シミュレーション教育の全国FD展開―― | 横浜国立大学 | 白井 宏明 |
2 | 学部一貫教育による地域医療マインドの形成――学内外の地域医療実習による地域との相互理解醸成プログラム―― | 札幌医科大学 | 丸山 知子 |
3 | 学生によるスポーツ医科学サポートシステム――傷害予防とリコンディショニングの指導実践―― | 国際武道大学 | 山本 利春 |
4 | 自発的学修者を育むリベラルアーツ教育支援――アカデミックアドヴァイジングからアカデミックプランニングへ―― | 国際基督教大学 | 森本 光生 |
5 | 地域の教育力を活かす医療者教育――大学と地域との連携−地域の教育力を大学に,大学の智を地域に―― | 東京慈恵会医科大学 | 福島 統 |
6 | 「教育の場」としての図書館の積極的活用 | 明治大学 | 吉田 悦志 |
7 | 問題解決型美術大学教育の実践――アート&デザイン・ファシリテーターの養成―― | 女子美術大学 | 川口 吾妻 |
8 | 現場主義教育充実のための教育実践――地域と結ぶフィールドワーク教育―― | 京都文教大学 | 森 正美 |
9 | 全学的一斉授業公開制度を軸とするFD活動 | 流通科学大学 | 南木 睦彦 |
10 | ノートテイクから広がる大学づくり――小さな大学での新たなユイマールの創造をめざして―― | 沖縄大学 | 谷口 正厚 |
短期大学士課程:教育課程の工夫改善を主とする取組 | |||
1 | 卒業研究による短期大学専門教養教育の展開――短期大学士の質保証を目指して―― | 国際学院埼玉短期大学 | 松本 昌雄 |
2 | 健康教育授業を軸とした健康支援 | 青山学院女子短期大学 | 清水 康幸 |
3 | 工学(技術者)基礎教育の充実と学習支援――学習意欲を啓発する教育プログラムの実践―― | 日本大学短期大学部 | 小石川 正男 |
4 | 保育者養成における平和教育――韓国保育研修―― | 宝仙学園短期大学 | 指田 利和 |
短期大学士課程:教育方法の工夫改善を主とする取組 | |||
1 | 地域に広がる新しい看護ニーズに応える教育 | 島根県立大学短期大学部 | 長崎 雅子 |
2 | 質の高い看護職養成のための看護研究――主体的課題発見能力を育てる学習支援―― | 新見公立短期大学 | 小野 晴子 |
短期大学士課程:上記以外の工夫改善に関する取組 | |||
1 | 特別支援教育の心と技を育てる音楽療育活動――音楽療育ワークショップ活動を通して育む学生の実践力と地域ネットワーク―― | 札幌国際大学短期大学部 | 林 昌子 |
2 | 障害に関する専門性を身につけた人材の養成――“障害関連科目”の充実・必修化と実習体験を重視した取組―― | 植草学園短期大学 | 佐藤 愼二 |
3 | 目的意識確立のための実践的教育――食物アレルギーを核とした特別実習プログラム―― | 愛知文教女子短期大学 | 安藤 京子 |
4 | 心に届く子育て支援能力を育む幼児教育祭――子どもとの双方向的表現空間を通しての遊び支援―― | 岡崎女子短期大学 | 小宮 富子 |
5 | 保育者養成校の子育て支援ボランティア体験――「子育て応援隊」の企画と実践―― | 高田短期大学 | 豊田 和子 |
6 | 団塊の世代との連携による地域との共生――さぬきうどんインストラクター養成を通して地域と共に歩む実践教育―― | 瀬戸内短期大学 | 久保 真利子 |