099佐藤滋正・佐藤俊幸・篠田武司・堀田泉・浅野清・佐々木政憲著『市民の社会経済学』

書誌情報:八千代出版,vi+170頁,本体価格1,800円,2007年4月10日

市民の社会経済学

市民の社会経済学

  • -

社会は人間がつくりだしたもの。とするならどうつくりだすかは人間が選択できる。著者たちは,市民のための社会をつくることを主張し,経済的・社会的な枠組みを問う社会経済学を提唱する。著者たちのほとんどが故平田清明の薫陶を受けており,市民社会論を現代に活かそうとした試みだ。学生向けのテキストとして編まれているが,市民社会論のひとつの方向を考えた著作といえる。

タイトル 執筆者 所属
はじめに - 佐藤滋正 尾道大学
第1章 グローバル時代に生きる 佐藤滋正 -
第2章 地域再生支援の金融システム 佐藤俊幸 岐阜経済大学
第3章 雇用と労働世界から社会を見る 篠田武司 立命館大学
第4章 消費社会がいま直面していること 堀田 泉 近畿大学
第5章 福祉国家の再編 浅野 清 東洋大学
第6章 教育システム改革 浅野 清 -
第7章 エコ・エコノミーと環境経営 佐々木政憲 稚内北星学園大学
おわりに - 篠田武司 -
索引- - - -