124大学犬はなちゃんの日常(その117)

昼過ぎにはなちゃん宅を自転車で通り過ぎようとした。腹ばいになっているはなちゃんと眼が合う。こうなればそのまま知らんぷりするわけにはいかない。自転車を降りてハグる。尻尾を振って喜んでくれた。そのまま研究棟に向かうとてくてく着いてくる。玄関のところで待つように言い,急いで冷蔵庫にしまっている愛妻弁当の残り(鳥骨)を取りに行く。
すぐ戻りお座りして待っていてくれたはなちゃんに差し上げる。はなちゃんは,おもむろにくわえ,自宅そばの庭まで持ち帰り囓りはじめる。人のいない場所でないと安心して味わえないのだろう。ぽりぽり音をたてて美味しそうに食べてくれた。