056大戦間期ドイツの社会経済思想セミナー

社会思想史学会MLより転載。
戦間期ドイツの社会経済思想セミナー「ドイツの新自由主義思想の源流と国家の位置」
経済危機以降,新自由主義的経済政策や,国家介入を含む自由主義のあり方が再検討される現在,経済をめぐる政策と統治のあり方について,歴史をふまえつつ問題の核心を突く議論が求められております。そこで大戦間期のドイツ経済学とナチズムの時代を分析した著書Nationalökonomie und Nationalsozialismus (Metropolis, 1998/ 2009)の著者であるHauke Janssen氏の来日の機会に,同時期に関する現代の基本書ともいえる『競争秩序のポリティクス』の著者,雨宮昭彦教授をお招きし,お二人のご報告をいただく豪華なセミナーを企画いたしました。
なお,講演はドイツ語で行われますが,同時通訳がございます。みなさまのご来場をお待ちしております(同時通訳受信機の準備の都合上,おいでになる方はご予約をお願いいたします)。
このセミナーは,科学研究費プロジェクト「有機的ヴィジョンの構想力と経済統治のデザイン」(研究代表者:深貝保則),「戦争・経済・メディアからみるグローバル世界秩序の複合的研究」(研究代表者:西谷修),「ネオリベラリズムとグローバル・ガヴァナンスの変容に関する総合的研究」(研究代表者:土佐弘之)の関連企画として行われますが,どなたでも御参加いただけます。

  • 日時:2009年9月29日(火)14:00-17:00 
  • 14:00-15:00 Janssen氏講演(Spiegel誌)
  • 15:00-16:00 雨宮教授講演(首都大学東京
  • 16:15-17:00 ディスカッション
  • 司会:中山智香子東京外国語大学
  • 場所:東京外国語大学本郷サテライト7階会議室(住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10。TEL&FAX:03-5805-3254)
    • 予約・お問い合わせは東京外国語大学中山智香子(nakac@tufs.ac.jp,Tel/Fax: 042-330-5402)まで
    • テキスト(ドイツ語)を事前にご希望の方はお知らせください。