meeting

164大江健三郎氏寄託資料の現在と未来

大江健三郎の自筆原稿など約18,000枚の資料が東京大学大学院人文社会系研究科・文学部に寄託された(2021年1月)。これをもとに「大江健三郎文庫(仮称)」が開設される予定とのことで,企画研究「大江健三郎氏寄託資料に関する基礎的研究」プロジェクトが発…

163中井えり子・松波京子編『水田文庫貴重書目録補遺:水田珠枝文庫貴重書所収』のミニ・シンポ

ミニ・シンポジウム「西洋古典籍を巡る書誌と資料研究法の現在——『水田文庫貴重書目録補遺:水田珠枝文庫貴重書所収』を中心に——」(主催:「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グル…

162内田義彦没30年記念「〈講演・朗読とシンポジウム〉生きることは学ぶこと」

「内田義彦没後30年 講演・朗読とシンポジウム」がある(藤原書店主催,2019年3月16日,アルカディア市ヶ谷(私学会館))。 詳しくは藤原書店のページ→http://fujiwara-shoten.co.jp/main/news/archives/2019/01/31630.php -関連エントリー--藤原書店編集部…

161高知でのシンポで進歩しない自分を発見

高知に出張中。とあるシンポが終了し,開店時間の7時から安兵衛でついつい深酒してしまった。宿に帰ってひっくり返ってしまった。 -1年前のエントリー--河野通和著『「考える人」は本を読む』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20180219/1519047683-2年…

160「全国ネットワーク化事業 平成29年度COC/COC+全国シンポジウム」

高知で開催の「地方が描く日本の未来」をテーマとしたシンポジウムとパネルディスカッションに参加した(→http://www.kochi-cocplus.jp/info/dtl.php?ID=694&routekbn=S)。 民間出身者にして,公募で学長になられた出口治明(APU学長)の「日本の未来を考え…

159「地域課題の解決と大学の役割 〜地域と大学の連携を中心に〜」(COC/COC+シンポジウム2018)

山川充夫帝京大学経済学部教授の基調講演「地域課題の解決と大学の役割 〜地域と大学の連携を中心に〜」,自治体からの報告および大学と自治体との取組の紹介,パネルディスカッションを開催した(→https://www.ehime-u.ac.jp/data_event/data_event-70979/…

158駐日ドイツ大使公開講演会

評者が関係する「愛媛日独協会」主催で,ハンス・カール・ヴェアテルン駐日ドイツ連邦共和国大使の講演会「9月総選挙後のドイツ」があった。 精々4・50名の参加があればいいと思っていたが,想定外の100名前後の参加者があり,盛況裏に終えることができた。…

157「2017 地(知)の拠点フォーラム〜スポーツで地域を元気にする!〜 」

矢野将文(株式会社今治.夢スポーツ取締役社長)「フットボールクラブによる地域課題解決の挑戦」を聴く(→http://cocplus.ccr.ehime-u.ac.jp/post-108/)。 「今治.夢スポーツ」はJFLのチームFC今治の運営会社である(→http://www.fcimabari.com/index.ht…

156公開講座「若者の“過労自殺”問題を考える」

松山市役所で過労自殺した遺族の方の報告と森岡孝二さんの講演があった(→https://www.ehime-u.ac.jp/data_event/data_event-42615/)。 遺族の方の報告は2011年9月の自殺にいたる勤務状況や市役所の対応,提訴,和解まで詳しくお話しくださった。死より大事…

155香川大学COC/COC+シンポジウム「大学と地域の連携を考える」

標記シンポ(チラシ→http://www.kagawa-u.ac.jp/coc/news/18506/)に参加してきた。特別講演はかならずしもシンポの内容とは関連していない印象を持った。 COCが来年度で5年間の事業期間を終える香川大学がその後どのようにするのかについては事業報告では触…

154新「法文学部」テイクオフ・シンポジウム

中村時広愛媛県知事の記念講演「愛のくに えひめ営業本部の海外での事業展開」とパネルディスカッション(稲葉隆一大一ガス株式会社代表取締役社長,土居英雄愛媛新聞社代表取締役社長,山崎正人いよぎん地域経済研究センター特別顧問)を聴講した(→https:/…

153「地方創生と大学の役割――COC+事業を中心に――」

法皇青年会議所3月例会アワーで講演する機会があった。すでに「法皇JC理事長ブログ」(第20代理事長本藤賢二)で紹介されていた(→http://ameblo.jp/hohohriji/entry-12144392174.html)。 関連エントリー(0) 伊予三島名物→https://akamac.hatenablog.com/…

152COC/COC+全国シンポジウム「“大学改革と機能別分化”〜地域における大学の存在意義の高まりと将来のあり方〜」(2日目)

2日目第2部の基調講演とパネルディスカッションを聞いた(ザ・クラウンパレス新阪急高知)。 基調講演は小田切徳美(明治大学)「地方創生と大学の役割」で,3分の2ほどは自著『農山村は消滅しない』(関連エントリー(2)参照)の内容で,地方創生の現状を紹…

151COC/COC+全国シンポジウム「“大学改革と機能別分化”〜地域における大学の存在意義の高まりと将来のあり方〜」

第1部の「事例報告」を聞く(高知商工会館)。 「しまだいCOCにおける人材育成の取り組み COCからCOC+への接続」(島根大学地域未来戦略センター長松崎貴) 「COC Reports 2015,金沢・加賀・能登で地域思考型教育による夢と志を持つ人材育成」(金沢大学総…

150「地域の未来創生に向けた”愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクト」キックオフシンポジウム

「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」キックオフシンポジウム「地域の未来創生に向けた”愛”ある愛媛の魅力発見プロジェクト」(→(pdfファイル)http://www.ehime-u.ac.jp/information/press/release/pdf/pressrelease20160120_1.pdf)に出る…

149講演討論会「安保法制法案に反対する!」

「安保法制法案に反対する愛媛の学者・文化人の会」主催の講演討論会に参加してきた(愛媛大学南加ホール)。 井口秀作「憲法学者はこう見る」はこれまでの「へりくつ」の政府見解からも逸脱した切れ目のない違憲法案であること,存立危機事態への対応とする…

148愛媛日独協会講演会

この時期恒例の年一度の会に参加してきた。 児玉麻美「映画・オペラのなかのドイツ文学――「ファウスト伝説」をめぐって――」 山本與志隆「ヴッパータールの街と日常生活」 児玉報告は文学,オペラ,人形劇,映画,漫画などの「ファウスト伝説」を取り上げてい…

147道後温泉活性化フォーラム

キャンパス内であったので参加してきた(→http://www.ehime-u.ac.jp/news_pickup/detail.html?new_rec=12895)。 この場で野志松山市長が「道後温泉活性化基本計画」中の「椿の湯」の改修・増築についての青写真を初めて公にした。「日本最古の湯」と「まち…

146えひめ農業・農協問題研究会第61回定例研究会

「アベノミクスと地域・コミュニティ・協同組織のゆくえ――経済学の歴史から俯瞰する――」と題して報告する機会があった。 アベノミクス批判本を参考にしながら,レーガノミクス以後の経済学の展開にアベノミクスを位置づけ概観してみたものだ。 会場の愛媛県…

145第3回大原孫三郎・總一郎研究会

一般財団法人有隣会(→http://yurinkai-kr.or.jp)の第3回大原孫三郎・總一郎研究会(→http://yurinkai-kr.or.jp/outline/study.html)にて「労研饅頭誕生と「労働科学」の接点――中国人料理人・林樹宝を中心に――」と題して報告させていただいた(倉敷市民会…

144ワークショップ「還りたくなる母校――大学図書館を中心に――」

昨日に引き続いて今日は,ワークショップ「還りたくなる母校――大学図書館を中心に――」(→http://www.ehime-u.ac.jp/society/open_project/detail.html?new_rec=12146)を開催した。 「ブレイン・ライティング・シート2」を使ったワークショップは見ていても…

143学術講演会「大学の変革と大学図書館の課題」

岡本真さん(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)を招いての愛媛大学図書館学術講演会「大学の変革と大学図書館の課題」(→http://www.ehime-u.ac.jp/society/open_project/detail.html?new_rec=12147)を開催した。 少子化という環境変化を…

142南海放送ラジオシンポジウム「球は霊なり――近藤兵太郎を語る――」

ラジオ放送の公開収録の企画があることを知り,松山三越アトリウムコートに行き,聞くことができた(午後3時から約1時間)。 藤田晴彦(南海放送プレゼンター) 矢田部ゆか(南海放送アナウンサー) 林司朗(近藤兵太郎をたたえる会実行委員会委員長) 古川…

141第10回国立大学図書館協会マネジメント・セミナー

昨日の会場である国立オリンピック記念青少年総合センターで,「「大学のグローバル化」時代における大学図書館の機能強化を考える」をテーマにしたセミナーがあった。 姜尚中(聖学院大学学長)「グローバル化と大学および図書館をめぐる変化」と題した基調…

140第61回国立大学図書館協会総会

東京学芸大学附属図書館が当番校に当たり,会場は国立オリンピック記念青少年総合センターだった。総会に組み込まれた研究集会が有益だった。 ひとつは,フィンランド,香港,アメリカ,シンガポールに短期派遣された図書館職員の海外派遣報告。 いまひとつ…

139国際コロキウム 'Global Discourses on Marxian Crisis Theory'

科研の研究会に出席した(首都大学東京秋葉原サテライトキャンパス)。 昨今の資本主義の危機をマルクス主義はどう捉えるのか。ドイツ,ブラジル,北欧,韓国での議論のサーベイを聞くと,価値・批判論(ドイツ),レギュラシオン理論(ブラジル),フィンラ…

138「ドイツのエネルギー転換と再生可能エネルギーで村おこし」講演会

アンドレアス・ヴィーク Andreas Wieg(ドイツ協同組合ライファイゼン協会・エネルギー協同組合事務局長)とミヒャエル・ディーステル Michael Diestel(バイエルン州農業者同盟郡事務局長・再生エネルギー・コンサルタント会社アグロクラフト社専務)の講演…

137第4回三輪田米山展記念講演会

第4回三輪田米山展(2013年10月2日(水)〜2014年1月31日(金),愛媛大学ミュージアム常設展示第2ゾーン)記念講演会(南加記念ホール)があった(→http://www.museum.ehime-u.ac.jp/pdf/top_a.pdf)。 米山に関する著書があり,米山顕彰会会長でもある三浦…

136ドイツ図書384冊展特別講演会

昨日,放送大学30周年記念「松山の歴史発見」を聴いた。 第1次世界大戦時に中国・青島を租借地にしていたドイツに宣戦布告し,2カ月半後ドイツの降伏とともに,ドイツ人捕虜4,715名を日本に輸送し,現地に青島守備軍司令部を置いた。 日本に送られたドイツ人…

135ラーニング・コモンズ講演会

講演会を前にして大学図書館のラーニング・コモンズについての記事を目にした。『図書館雑誌』第107巻第9号(2013年9月)では大学図書館を特集し,同志社大学,明治大学和泉図書館,千葉大学附属図書館(アカデミック・リンク),帝京大学(「共読ライブラリ…