145第3回大原孫三郎・總一郎研究会

一般財団法人有隣会(→http://yurinkai-kr.or.jp)の第3回大原孫三郎・總一郎研究会(→http://yurinkai-kr.or.jp/outline/study.html)にて「労研饅頭誕生と「労働科学」の接点――中国人料理人・林樹宝を中心に――」と題して報告させていただいた(倉敷市民会館大会議室)。
すでにいくつかのエントリーで触れてきた,労研饅頭開発時に技術指導をした林樹宝について新しい事実の発掘を紹介したものである。30分の短い報告はあっという間だったが,倉敷発祥の労研饅頭であるだけにすこしは関心をもってもらえたように思う。倉敷ケーブルテレビで放映とDVDの制作がある。報告書も年明けに作成される。
プログラムに,大原美術館製「ふすま地ブックカバー:モネ『睡蓮』(部分)1906年頃《文庫サイズ》」と「芹沢?介型染カレンダー」が入っていた。今回は美観地区を通っただけの倉敷行の身には嬉しいプレゼントになった。