246労研饅頭異聞(その3)

愛媛新聞』の坂本さんから,『週刊新潮』(8月27日号)「B級重大ニュース」に労研饅頭と林樹宝さんのことが出ている,とのメールがあった。情報源はこのブログなのかどうかはわからない。『愛媛新聞』の記事を直接目にしたのかもしれない。意味深長な記事だ。
普通は情報源についてせめて「あるブログによると」とか,「『愛媛新聞』によると」とか慎重に扱わないといけないのでは。労研饅頭が全国区になって欲しい評者ゆえ大目に見ておこう。

饅頭の生みの親
労研饅頭(「ろうけんまんとう」とルビ:引用者注)という饅頭が松山市で販売されている。労研饅頭は1929年頃,岡山県倉敷紡績の労働者の栄養状態改善のために倉敷労働科学研究所が開発し,松山では松山夜学校が製造を始めた。饅頭の開発者は中国から招請した林樹宝さん。その子孫が福岡県で暮らしていることが分かり,林さんの人物像が明らかになると期待される。今も愛される饅頭誕生の秘密とは。(93ページ)