「安保法制法案に反対する愛媛の学者・文化人の会」主催の講演討論会に参加してきた(愛媛大学南加ホール)。
井口秀作「憲法学者はこう見る」はこれまでの「へりくつ」の政府見解からも逸脱した切れ目のない違憲法案であること,存立危機事態への対応とする集団的自衛権が先制攻撃にほかならないこととまとめ,切れ目のなく戦争につながる法案であることを明らかにしていた。
遠藤泰弘「政治学者はこう見る」は,北朝鮮と中国の情勢から安保法制法案の虚構性を分析し,法案の衆議院通過後であるがゆえの粘り強い反対運動の意味について論じていた。
主催者の予想をはるかに超える280名ほどの参加で会場は満員であった。老若男女入り交じるなかでとりわけ学生たちの元気な姿が目立っていた。
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