152COC/COC+全国シンポジウム「“大学改革と機能別分化”〜地域における大学の存在意義の高まりと将来のあり方〜」(2日目)

2日目第2部の基調講演とパネルディスカッションを聞いた(ザ・クラウンパレス新阪急高知)。
基調講演は小田切徳美(明治大学)「地方創生と大学の役割」で,3分の2ほどは自著『農山村は消滅しない』(関連エントリー(2)参照)の内容で,地方創生の現状を紹介していた。残りは大学の役割を論じ,地方創生にたいして従来の教育・研究の延長で対応するのではなく,学生の地域との関わりを中心に考えるべきことを展開していた。
パネルディスカッションでは第2分科会に参加した。高知県立大学広島修道大学名古屋学院大学の地域志向教育の実践報告だった。地域との連携は大学のカリキュラムにあっていいい。そのカリキュラムを全体のなかにどう位置づけ,専門知と結びつけるかが大事なポイントだろう。