260台湾・高雄巡り

H 先生の車で,大東芸術図書館・旧日本海軍鳳山無線電線所・曹公祠(平成砲台)・左榮蓮池潭・孔子廟に行く。
大東芸術図書館(→http://dadongcenter.khcc.gov.tw)では案内版まで用意してくれたうえ,主任という Z さん(台北「帝国」大学の後身の出身)がプレゼンと案内をしてくれた。芸術中心の図書館と新図書館建設計画について詳しく説明してくれた。

旧日本海軍の鳳山無線電線所は1917年に日本南端の通信連絡の要所として建設された。戦後は台湾の情報部隊の駐屯地,海軍訓練に使われた。2011年に文化遺産保存物として戦前からの建物がそのままになっている。観光で行く場所ではなく,H 先生の台湾人としての誇りがあってここに案内してくれたのだと思う(台湾在住の片倉佳史さんのページ参照→http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=1388)。

地元の水利組合が建立した曹公祠と乾隆帝時代の平成砲台跡地も観光場所ではない。台湾の歴史を知る術のひとつだ(中国語の説明だが,曹公祠と平成砲台が載っている→http://blog.yam.com/hwsln/article/46271998

昼食は蓮潭国際会館――台湾首府大学の附属施設――にある広東料理の店「尚荷軒」(→http://www.gardenvilla.com.tw/modules/gv_restaurant/Shanghe.php)で済まし,観光地として知られる左榮蓮池潭と孔子廟に回った。


夕食はガイドブックにも載っている海鮮料理「七美望安」――「七美」と「望安」は澎湖島の地名――に行ってみたが,1時間待ちと言われ,やむなく初日の「東京酒場」に行った。