書誌情報:新人物文庫(た-7-1),286頁,本体価格952円,2012年2月14日発行
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高雄への機中とホテルで読み終わる。愛媛県に関する歴史,人物・文学,宗教・民族・考古,地理・自然,産業の項目で2ページずつの小項目は最適だった。
愛媛の由来は『古事記』中の「愛比売(えひめ)」にあり,「愛らしい,いとしい姫」というのは知っていた。栄養学は日本で創始され佐伯矩(さいき・ただす)によることは本書で知った。江戸時代後期の『源氏物語』の研究書(『葵の二葉』18巻19冊と『庭の玉藻』10巻10冊)は松山沖に浮かぶ興居島(ごごしま)の庄屋・堀内昌郷と息子の匡平によって書かれたこともその事情とともに知ることができた。
「愛らしい,いとしい姫」の県を空と外国から考えることになったのも何かの縁だろう。
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