142南海放送ラジオシンポジウム「球は霊なり――近藤兵太郎を語る――」

ラジオ放送の公開収録の企画があることを知り,松山三越アトリウムコートに行き,聞くことができた(午後3時から約1時間)。

  • 藤田晴彦(南海放送プレゼンター)
  • 矢田部ゆか(南海放送アナウンサー)
  • 林司朗(近藤兵太郎をたたえる会実行委員会委員長)
  • 古川勝三(台湾の歴史研究会会長)
  • 浮田宏行(松山商業高校野球部OB)
  • 篠原勲(脚本家)

林は新田高校で近藤の指導を受けた。古川は松山在住の台湾研究家である。浮田は近藤ゆかりの松山商業野球部出身,浮田は松山で「のっぴんラーメン」を展開する笹源の代表取締役をつとめる傍ら近藤に惚れ込んで脚本を書き音楽を作っている若き実業家でもある。
藤田が仕切り,林,古川,浮田,篠原から話を引き出す1時間ほどのシンポだった。篠原の構成をもとに(たぶん),古川が当時の台湾の時代状況を,林と浮田が近藤と野球についてそれぞれ語っていた。
林が,映画『KANO』の近藤は右利きだったが実は近藤は左利きだったことを最後に披露していた。
10月始めに予定されている近藤の碑(坊っちゃんスタジアム)建立式に合わせて放送されるとのことだ。また,同じ松山三越アトリウムコートで近藤役の永瀬正敏を招いたトークショーなどがある。