書誌情報:NPOまんがで繋がる愛媛(ひめコミ),34頁,無料配付,2014年2月20日発行
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昨日のシンポで入手した。河原デザイン・アート専門学校漫画クリエイター科の学生による作品。
『KANO』に触発されながらも,近藤の妻・カナヱの追憶というモチーフから台湾・嘉義農での野球指導を描いていた。初出場で準優勝した大会から4年後の1935年の夏,準々決勝で嘉義農は松山商業と対戦し,延長10回4-5で敗退する。決勝に進んだ松山商業は夏の大会初優勝を果たす。嘉義農メンバー全員が決勝戦をユニホーム姿で応援する。
「昭和35年に愛媛大を指導したのが/最後の仕事となりました」ともあった。
台湾にも持っていき配布したという。若い世代がこの漫画と近藤兵太郎から日本統治下の台湾を考えるきっかけになればと思う。
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