1954年3月1日,アメリカはマーシャル諸島ビキニ環礁で水爆実験をおこなった。この水爆実験で犠牲になったのは第五福竜丸だけではなかったが,その事実は30年以上も歴史に埋もれたままであった。
ビキニ水爆実験による被災船の数はのべ856隻にのぼることや被曝被害者の実態を明らかにしたのは高知県の教師(山下正寿)と高校生グループ(幡多高校生グループ)だった。山下の取組についての報告を松山に来る前ある学会で聞いたことがある。
彼らの調査をもとに乗組員の証言を記録したのがこの映画である(南海放送製作)。『文部科学省選定青年向き・成人向き』作品に認定され,ラジオ版の『四度目の被ばく〜ビキニ事件から58年〜』は日本民間放送連盟賞を受賞した。
東京と松山で上映が始まった(詳しくは公式ウェブ→http://x311.info)。
- 上映日程
- 9月15日(土)〜10月中旬(終了未定)→東京・ポレポレ東中野
- 9月15日(土)〜28日(金)→松山・シネマルナティック
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