122北京でのフォーラム中止

21日に北京に行き,22日(土)・23日(日)に首都経済貿易大学で開かれる第1回中日経済社会発展フォーラムに参加・報告を予定していた。今年3月の協議にもとづいて首都経済貿易大学の主催,中央民族大学愛媛大学の共催だった。
今夜になって北京にいる同僚を通じて,日本の文科省にあたる中国教育部から日本との公的な学術交流を自粛するよう通達があったらしく開催できないとの連絡があった。中国教育部云々の真否はこちらでは確認できないが,もしそうだとすれば「反日デモ」を中国政府がどう受けとめているのかのひとつのあらわれとみることができるかもしれない。
日本の外務省は「中国全土:最近の日中関係の動きにかかる注意喚起」を今日現在3回出している。「今後,旅行,出張等で中国に渡航・滞在される予定の方,または既に滞在中の方は,報道及び渡航先最寄りの日本の大使館または総領事館から最新の情報を入手するとともに,以下の諸点にご留意の上,9月18日は特に慎重な行動を,また,9月19日以降も引き続きご自身の安全確保に十分ご注意ください。」(外務省海外安全ホームページ,9月17日現在有効情報の一部→http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=009#header
いずれにしても状況が落ち着いた段階の早い時期に再開できればと念じている。