264愛媛大学法文学部時計塔

新制の愛媛大学として発足して今年でちょうど60年になる。法文学部の前身は旧制松山高等学校で,設立当初は文理学部だった。その後,法文学部,理学部,旧教養部に改組されることになる(1968年)。
今年はさらに法文学部の同窓会が設立されて50年になるということで,記念の時計が学部に寄贈された。今日の午後,同窓会のセレモニーで公開となった。
デザインした「ビンデザインオフィス」の山内敏功(びんこう)さんによれば,

今日,同窓会が50周年記念モニュメントの時計を法文学部に贈呈し,その除幕式が行われました。50年という節目の記念の時計のデザインを担当させてもらった事に感謝するとともに,キャンパス風景にもなじんだデザインで安心した次第です。長針が12時を指すと12個の星々は順次点滅し小鳥の鳴き声が時間を告げます。学生さん達が微かな星の輝きや小鳥のさえずりからロマンティックで繊細な感性を育むことが少しでも出来ればとデザインしています。(「今日のコラム」より→http://www.b-forest.co.jp/

とのことだ。講義棟の入口上部にあり,はなちゃんとならんで学部のシンボルになればと思う。一教員として同窓会にはお礼を申し上げます。