092なでしこジャパン対韓国戦を観戦

東京での学会幹事会を休ませてもらい,4月以降久し振りに休みとなった週末に,思い立ってなでしこジャパンの対韓国戦を観てきた(県運動総合公園・ニンジニアスタジアム,午後3時キックオフ)。今月26日に開幕する女子ワールドカップドイツ大会の壮行試合である。
午後から雨脚が強くなり,試合開始からもずっと雨が降る最悪のコンデションとなった。双方ともパスがまったくつながらずドリブルもままならずペナルティ・エリアまでの攻防で終始した。水浸しのピッチとあって体力勝負の単調な試合はやむをえない。
そんななかサイドを利用してなでしこジャパンは前半は左から,後半は右からチャンスをうかがう姿勢があった。後半25分,永里からの切り返しに宮間の正面からのシュートは見事だった。直後右斜めからゴール前に上げられたボールのこぼれ球を日本でプレーする池笑然チ・ソヨン)に決められる。守備のミスで十分防げた失点だ。
後半右サイドからの攻撃があったものの,縦一辺倒で力任せが目立つ韓国にスタミナではとりあえず対応できたとはいえる。生の観戦はテレビ観戦ではできないボールの動きと連動した選手のポジショニングが一望できる。選手の背番号が目に入らないのはたぶん生観戦に慣れていないからだと思う。
世界ランキング4位のなでしこジャパンの活躍に期待しよう。