1161松島と張本美和,ともに3冠達成(卓球世界ユース)

卓球世界ユース選手権大会(12月2日〜8日,ビラ・ノバ・デ・ガイア[ポルトガル])が終了した。
U19女子シングルスでは木原美悠が準優勝,小塩遥菜が3位となった。木原は準決勝で中国の呉洋晨(WU Yangchen)に勝ち,決勝では準決勝で小塩に勝った中国の蒯曼(KUAI Man)に 3-4 と及ばなかった。
同じU19女子ダブルスでは木原・小塩ペアが準決勝で蒯・呉ペアに敗れ3位だった。
U19混合ダブルスでは木原・篠塚大登ペアが準決勝と決勝で中国ペアに勝ち,見事頂点に立った。
U15の男子シングルスでは松島輝空,同女子シングルスでは張本美和,男子ダブルスでは松島・レブルン(LEBRUN Felix)ペア,女子ダブルスでは張本・ゴーダ(GODA Hana)ペア,混合ダブルスでは松島・張本ペアがそれぞれ優勝し,松島と張本はそろって個人タイトル3冠獲得となった(張本はU15女子団体と合わせて4冠)。フランスのレブルン,エジプトのゴーダは同世代ではトップクラスの選手で,大会で組んだペアながら第1シードで実力を発揮した。シングルス第1シードのレブルンは準決勝で,同じく第1シードのゴーダは決勝で張本に屈した。レブルンはシニアの大会にも出場しつつあり,また,非アジア系としてはとても珍しく中ペンプレイヤーである。