ミュシャ回顧展が日本で最初に開催されたのは1978年である。2004年から2006年には「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展――プラハからパリへ 華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生――」に続く全国5会場の巡回展「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展――パリの夢 モラヴィアの祈り――」が今回の展示である。
リトグラフ,油彩画,ジュエリー,下絵,ポスターなど日本初公開のものを含む246点からミュシャの芸術の歩みを構成していた。小品から大作までの作品群から言葉だけではないアール・ヌーヴォーの世界と故郷・チェコへの思いを強く感じることができた。
図録は裏表紙にミュシャ財団のマークを型押しし,カタログはオールカラーで凝ったものだ。ミュシャの解説2本のほか巻末に「主要作品解説」がある。グッズも種類が多く,見ているだけで楽しくなった。
- 森アーツセンターギャラリー(http://www.roppongihills.com/facilities/macg/)
- 2013年3月9日〜5月19日(終了)
- 新潟県立万代島美術館(http://banbi.pref.niigata.lg.jp)
- 2013年6月1日〜8月11日(終了)
- 愛媛県美術館(http://www.ehime-art.jp)
- 2013年10月26日〜2014年1月5日
- 宮城県美術館(http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/)
- 2014年1月18日〜3月23日
- 北海道立近代美術館(http://www.aurora-net.or.jp/art/dokinbi/)
- 2014年4月5日〜6月15日
タイトル | 執筆者など |
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もうひとりのミュシャ――思想家としての芸術家―― | 佐藤智子 |
ミュシャとベル・エポック | 千足伸行 |
カタログ | - |
- | 第1章 チェコ人ミュシャ |
- | 第2章 サラ・ベルナールとの出会い |
- | 第3章 ミュシャ様式とアール・ヌーヴォー |
- | 第4章 美の探求 |
- | 第5章 パリ万博と世紀末 |
- | 第6章 ミュシャの祈り |
主要作品解説 | - |
ミュシャ年譜 | - |
主要参考文献(国内) | - |
Selected Bibliography | - |
Mucha Foundation: Exhibitions | - |
出品目録 | - |
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