059フェミニスト経済学(18世紀)

日本では法学分野では2003年にジェンダー法学会が,経済学分野では2004年にフェミニスト経済学日本フォーラム(ホームページはまだないようだ)が設立されている。後者は1992年に設立された国際フェミニスト経済学会(IAFFE)と連動しており,フェミニスト経済学が日本においてもようやく始動したといえるだろう。
今回紹介するのは,Edith Kuiper (Universiteit van Amsterdam, University of Amsterdam) 作成の 'Political and Feminist Economists' だ。作成者は,経済思想史フェミニスト経済学,女性論・ジェンダー論の研究者。下記のような18世紀の政治経済学者およびフェミニスト経済学者について,著作,生涯,二次文献,著作のデジタルテキスト,ウェブ情報などを提供している。General Resources では評者のウェブについてリンクを張ってくれている。Akamac ではなく Akamak list になっているのはご愛敬。

  • Astell, Mary (1666 - 1731)
  • Baillie of Jerviswood (born Hume), Lady Grisell (1665 - 1746)
  • Chudleigh, Mary Lee (1656 - 1710)
  • Collier, Mary (1689/90 - after 1759)
  • de Grouchy, marquise de Condorcet, Sophie (1764 - 1822)
  • Edgeworth, Maria (1767 - 1849)
  • Hays, Mary (1760 - 1843)
  • Haywood (Fowler), Eliza (1693 - 1756)
  • Macaulay, Catherine (1731 - 1791)
  • Montagu, Elizabeth (1720 - 1800)
  • More, Hannah (1745 - 1833)
  • Palm, Etta (1743 - 1799)
  • Radcliffe, Mary Ann (1764? - 1823)
  • Trimmer, Sarah (1741 - 1810)
  • Wakefield, Priscilla (1751 - 1832)
  • Wollstonecraft, Mary (1759 - 1797)