095大学犬はなちゃんの日常(その88)

土曜日の昼下がりのことだ。行きつけのそば屋さんから本屋さんにまわって大学に戻ってきたら,キャンパス外の伊予鉄の日赤前電停付近(地図中の「フォリスト」の表記があるあたり)ではなちゃんに会った。一人で(?)散歩中のようで,しきりに臭いを嗅ぎ回っている。声をかけるとバツが悪そうに,早々に散歩を切り上げ,自転車の後をついてきた。車が来ないことを確認しながら,車道を横断している。

はなちゃんの自宅は法文学部講義棟の西(左側)にあり,今回遭遇した場所は電停「赤十字前」の交差点付近だ。日赤前を散歩していることもあるのは知っていたが,白昼堂々散歩しているシーンは珍しい。長いつきあいながら,はなちゃんの行動の全容はつかめていない。四六時中つきあっているわけではないので,当然というべきか。
今朝自宅の裏からそっと様子をうかがっていると,THさんとの朝食が終わったようで,くつろいでいた。そっとそのまま声をかけずにそっと研究棟に入ったつもりだったが,気配を感じたようで,研究棟について来る。一声かけると寂しげに帰っていった。昼休みに再度訪れ,東京のWさんからの伝言を伝える。隣に座ってじっと聞いていてくれたようだ。