書誌情報:日労研,183頁,本体価格1,300円,2009年6月26日発行
- 作者:日労研編集部
- 発売日: 2009/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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顧客サービスの一環で生保や証券会社が定期的に試算を公表してきた分野であり,タイトルにそのものずばり大学(あるいは大学院)」までの教育費について解説した本としては初見だ。ファイナンシャルプランナー・菅原直子さんの監修のもと,教育費の現状を知る手がかりになる。
子の教育費を親が面倒みないといけない現実は否定しようがない。日本は,国際人権規約第13条2項Cで定める高等教育の漸進的な無償化条項の批准をいまだに留保している。親の教育費負担のシミュレーションから見えてくる数字がおもしろい。
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- 監修者を含む「子どもにかけるお金を考える会」(2008年4月25日が最新)→http://homepage2.nifty.com/moneychild/
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- 羽入辰郎著『学問とは何か――「マックス・ヴェーバーの犯罪」その後――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20081027/1225118295
- 《一言自省録》その後の応酬はどうなったのか。評者が知らないだけか。
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