032ベルリンの壁崩壊20周年ポスターパネル展『平和革命から再統一へ』


愛媛大学図書館で開催しているということで行ってきた。ベルリンの壁崩壊20年にあたって「旧東独社会主義統一党による独裁体制を検証するための連邦基金」が主催(公益ヘルティ財団協賛,ドイツ大使館後援)するもので,現在日本各地でおこなわれている愛媛大学版だ。
主催の名称に明らかなように,旧東ドイツにおける一党独裁体制や秘密警察の実態を検証=告発するものだ。パネルは多分全国同じで,20近くのテーマ毎に写真とその説明でそれぞれ1枚にまとめていた。「見せかけの安定」,「つのる不安」,「偽りの選挙」,「別れ」,「出発」,「自己欺瞞」,「決意」,「転換」,「壁の崩壊」,「さまざまな視点」,「民主化への道」,「権力の終焉」,「勝利」,「同化」,「連帯」,「2+4=1」,「決着」,「ひとつに」がそれで,旧東ドイツ国民の民主化への動きと旧社会主義統一党の対応とを対照させていた。

  • ベルリンの壁崩壊20周年ポスターパネル展『平和革命から再統一へ』
    • 期間:2009年10月26日(月)〜11月16日(月)
    • 時間:(平日)9:00〜22:00 (土日)9:30〜17:00 (祝日)休館
    • 場所:愛媛大学図書館中央図書館2階
    • 協力:ドイツ大使館,愛媛大学教育・学生支援機構共通教育センターREINELT Rudolf准教授

図録めいたものはなかったが,ドイツ大使館のウェブにはポスターのpdfが置いてある。また,ドイツ大使館では大使館の外壁を使用した写真展示を9月29日から11月27日まで開催しているようだ。これもウェブでも見ることができる。