21日(火),22日(水)の両日(一泊二日),去年に引き続いて第2回目の学科の教員研修が「森の国ホテル」であった。
今年のテーマは「夜間主コースの問題と今後」と「新入生セミナーのあり方」だった。教育コーディネーターのメンバーによってあらかじめテーマ設定を議論してもらい決定したもの。各テーマに沿って教育コーディネーターの問題提起があり,グループワークと全体討論をする。第1テーマについては,カリキュラム・マップと教育GPプログラムの検討,第2テーマについては,各自の取組紹介と振り返りをしたうえで改善方向を確認した。
学科全体で60名の教員がいる。3年間で全員参加が目標だ。昨年,今年と合わせて40名ほど参加したことになる。とくに今年は託児所を設け,女性教員3名も参加してくれた。
さて,研修場所である「森の国ホテル」は北宇和郡松野町にある。往路は宇和島で食事休憩のため「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」に寄る。ここで食べたのが「ほづみ亭」の「太刀魚ちりめん丼」。香ばしく焼き上げた太刀魚の巻焼が丸ごと添えてある。これにちりめん山椒をかけて食べる。ご飯の量はやや少なめでいつも小食の評者にほどよい量だった。
フロアを見上げると宇和島市と姉妹都市のパネルが飾ってある。「北欧薫る町 当別町」,「あんずの里 千曲市」,「杜の都 仙台市」,「伊達な小京都 大崎市」とすべて「伊達」繋がりだった。宇和島は,1614(慶長19)年伊達政宗の庶長子,秀宗が10万石で入封したことで,仙台・伊達と縁が深い。宇和島市との姉妹都市が伊達繋がりとは知らなかった。松山・仙台間にはかつてANAの直行便があり,何度か利用したことがある。いまは採算ベースに乗らないとの理由で飛んでいない。
会場の「森の国ホテル」は,四万十川の支流・目黒川沿いにある。上流は滑床(なめとこ)渓谷となり,渓流と滝がある。評者は,家族旅行と大学改革の合宿で利用したことがあり3度目になる。まわりは自然のみでたまに現れる野生の猿しか(い)ない。
開業以来ホテルの料理が売りである。今回の夕食のメニューは「食前のお愉しみ――梨と生ハムの取り合わせ――,スペイン産イベリコ豚のパテ――自家製トマトジャムを添えて――,かぼちゃのスープ,宇和海産鯛のグリル――野菜ベースのトマトソース,牛フィレ肉のソテー――季節の彩りと自家製フォンドボーソース――,デザート,パン(ご飯)」だった。
夕食と入浴の後,バーでさらに懇親を深めたことは言うまでもない。
- 関連サイト
- 「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」(宇和島市観光協会)→http://www.uwajima.org/special/vol11/index.html
- 森の国ホテル→http://www.morinokunihotel.com/
- 森の国ホテル料理長ブログ→http://d.hatena.ne.jp/onmakutetsu/
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- 東京大学学校教育高度化センター編『基礎学力を問う――21世紀日本の教育への展望――』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090923/1253715137
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