1949年のハバロフスク軍事裁判の音声記録をもとにエリート医学者と人体実験を検証していた(→http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170813)。
これまで明らかにされてきた731部隊が「マルタ」を対象にした数々の人体実験や実際におこなった細菌兵器についての生の証言だ。京都帝国大学や東京帝国大学などの積極的な関与と731部隊のアメリカへのデータ提供とともに「免責」される過程を追い,昨今強まる軍事研究への警鐘を鳴らしていた。
731部隊で細菌研究を主導した田部井和(かなう)が戦後京大教授に,凍傷研究を「やらされていた」吉村寿人が同じく兵庫県立医科大学(当時)教授・京都府立医科大学学長に,731部隊に教え子を送り込んだ戸田正三が金沢大学学長になったこと,当時の東京帝国大学総長長与又郎が731部隊と密接な関係をうかがわせる日記を残していることなどに触れるも,731部隊関係者が製薬会社などと関係していたことについては言及していない。
石井四郎軍医部長の存在がかすれてしまって感がある。
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- マルコ社編『プロカウンセラーの聞く技術・話す技術』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20120813/1344869243
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- フィリップ・ショート著(山形浩生・守岡桜訳)『毛沢東――ある人生――』上・下→https://akamac.hatenablog.com/entry/20110813/1313245753
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- 国立大学教員の平均給与(2009年度分)→https://akamac.hatenablog.com/entry/20100813/1281667872
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