労働者・勤労者を主な対象にした「資本論講座」用テキストとして宮川實(1896-1985)訳『学習版 資本論』(あゆみ出版,全9分冊,1977年,簡約版1982年)があった。その後版元の倒産もあり絶版になっていた。
このたび宮川彰監修として新装・再刊されている。すでに第3分冊まで出ており,全13分冊になるとのこと。横組みレイアウト(邦訳初),学習資料,頭注に小見出しを特徴としている。一般の書店では扱っておらず,直接注文のみで,12月まで予約特価販売を受け付けている(1巻4分冊9,600円→9,000円,全13分冊31,200円→28,000円)。
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